全国のサッポロファンの皆さま、朗報です!
なんと、茅場町にサッポロビールのショールームのようなビヤバーがオープンしました。ライオン流の一度注ぎ、ビヤホールクオリティの生ビールを提供。さらにラインナップも白穂乃香からエーデルピルスまでLuxuryラインが揃う、とにかくサッポロ好きならば一度は飲みに行かないともったいないお店です。こんなビヤバーを待っていました。
ライオンビヤホールをコンパクトにしたようなお店で、一言で表すならば仔ライオン。グラスの洗浄から注ぎ方までライオン流。特注のドラフトタワーから入れる一度注ぎならではの香り高い泡、砂時計を使って泡を落ち着かせつつ盛り上げるスフレ泡、どれもこれもが完璧すぎて素晴らしいのひとこと。「ヨッシーズ茅場町」、感動のレポートをご覧ください。
場所は茅場町駅から徒歩2分。橋をこえてすぐの場所、近くには有名な立ち飲み店もあるので、この界隈の梯子ルートも作りやすく、ぜひともここを目的地として飲みに来て欲しいエリアです。店前には生ダルが目印です。
オープンは2015年11月。もともと有名ビヤホールに勤めていた吉永氏が奥様とはじめたお店です。店はチャージなし、ビールは樽ごと冷蔵ショーケースに入れて冷やす徹底した品質のこだわり。それでも、エーデルピルスが580円、サッポロ黒ラベルが480円ととっても嬉しい値段。品質を考えたら、ここは超お得。
生樽はすべてサッポロ。最初に飲むのは、やはり地域限定・店舗限定の白穂乃香(600円)から。素晴らしい、もうビールを眺めながらビールが飲めるレベル。それでは、乾杯です。
無濾過の樽生ビールで、活きたビール酵母をろ過せず、そのままのうまみをビール樽に封じ込めた技術のサッポロを象徴するビール。小麦麦芽を使うことでできるきめ細かなクリームのような泡、シャンパンのような華やかな香り。深くまろやか、上面発酵ならではのマイルドな味です。那須工場でしかつくられない首都圏限定のブランド。(※好きすぎてやたら細かなレビュー)
フードもビールとの愛称抜群のものばかり。ジャーマンポテト(550円)、自家製ポテトサラダ(450円)、牛すじの黒ビール煮込み(680円)、生フランクソーセージ(600円)と見ているとどれも食べたくなってきます。
人気ナンバーワンのおつまみはやはりコレ。チキンバスケット。ケチャップをちょっとずつつけて頬張ればサクサク、熱々、ジューシー。その余韻がビールを誘います。
グラスはサッポロのオフィシャルからノベルティーでごく僅かににしか出まわらなかったものから、マニアが喉から手が出るほどほしくなる30年前のビヤタンまで種類いろいろ。私もビヤタンブラーはそこそこコレクションしていますが、負けました。プロにはかなわない。あれ、私もプロ?
いいなぁー(棒)
白穂乃香が美味しすぎてもううっとり。次行きましょう、エーデルピルス。正統派ピルスナー、苦味とキレのよさが忘れられなくなる逸品。夜をのんびりと過ごしたくなる香りと余韻が素晴らしいビールです。
スフレ泡と呼ばれるビールグラス上に盛り上がったもこもこの泡を作ったほうが美味しいエーデルピルス。泡を唇の上につけながら大きく一口飲むと、清々しさにまるで包み込まれたような感覚になります。
このグラスは珍しい。まだ黒ラベルに名前が変わる前のびん生時代のデザインです。あんまり入らない、だからこそ、ぬるくならず気も抜けず美味しく飲める瓶ビールの相棒です。これに細かく注ぎながらわいわいと盛り上がる大人に憧れました。
こちらも珍しい。まだ現役のお店をみかけますが、これは蕎麦屋できゅっと飲むのに向いていますね。いまとなってはお宝です。こんな未使用状態なのも珍しい。
そして、やはりこれ。いつも身近にあるから特別に感じないけれど、毎日飲み続けても最初の一口に感動しない日はありません。飲み飽きないというのが一番の魅力、サッポロ生ビール黒ラベルをお店オリジナルの薄はりグラスでいただきましょう。
水冷のジョッキにぐーっと注いでキシっとだす。温度、ガス圧、鮮度、どれもが完璧な黒ラベルです。年間1,000軒以上飲食店で生ビールを飲んでいるとみえてくる注ぎ手の腕やディスペンサーの状態。ここのは言うまでもありません。
おつまみにナポリタンを。具だくさんで懐かしい味。スパゲッティもナポリタンならおつまみとして成立します。黒ラベルはバランス型なのでお刺身からケチャップ味まで何とでもよく合います。
サッポロビールファンの皆さま、ここは飲みに行って絶対後悔しません。久しぶりに美味しい生がのみたいなと思ったら、日比谷線・東西線に乗って茅場町へ。
全22席のコンパクトな店内は程よい大きさで騒がしくなく、狭く感じることもなくちょうどいい。専用のドラフトタワーが場所をとっているので、妥協すればもっと席数は取れたのでは?なんて思いますが、美味しいビールのために妥協なし!
デートで、ビール好きのお友達と、一人でホップに包まれにぜひどうぞ。
取材時偶然サッポロビールの方も飲みに来ていました。他のお客さんもやはりサッポロビールを目的に飲みにいらしていて、すっかりサッポロビール同好会となりました。また同好会に参加しに飲みに行きます。
ごちそうさま。
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(取材・文・撮影/塩見 なゆ)
ヨッシーズ 茅場町
03-5542-0124
東京都中央区新川1-4-11 高野ビル1F
17:00~23:00(金・土・祝前日は23:30まで・水曜不定休)
予算2,500円