市川『大衆酒場ニューベルク』昼飲みスポット誕生!船橋増やま系列店 新名物も

市川『大衆酒場ニューベルク』昼飲みスポット誕生!船橋増やま系列店 新名物も

船橋を中心に津田沼、本八幡、新小岩と総武線沿線に店を構えている、いわゆる『増やま』系列。その新店舗がついに市川駅前に誕生。広くて明るい、大きなコの字カウンターが特長です。14時開店で昼飲みも楽しめます。

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市川の新・センベロ,昼飲み拠点

JR市川駅駅前で長年愛されてきた洋食店「レストランベルク」の跡地にオープン。屋号は『ニューベルク』です。

増やま系列は、各地で異なる屋号をつけており、「増やま」や津田沼の系列店「西もり」は、どちらも店主の村田さんが子供の頃に通ったという駄菓子屋の名前が由来になっています。

ここ、「ニューベルク」も、その街で大切にされてきた店の名前を残すという村田さんの考えが感じられます。

船橋の老舗大衆酒場「一平」で修行していた村田さんが独立して「増やま」を開いたのは、2015年2月のこと。まもなく創業10周年を迎えます。

スケルトンから作り上げた店内は明るく広い。天井が高いこともあって、増やま系列各店のどこよりもゆとりが感じられます。

店の中央に”立ち上がり”のないカウンターをコの字に配置し、キンミヤのボトルキープを並べるというスタイルは、増やま1号店から変わりません。

6人がけのテーブル席が数卓加わり、開店直後などピーク時以外はグループでの利用もしやすそうです。

「当店のおつまみはすべて一人前の盛り付けとなっております。取り皿のご用意はございません」

カウンターに接して2つの鍋が鎮座しているのも、いまやおなじみのスタイルです。後述しますが、ここの煮込みは他の増やまとは異なります。

生ビールも酎ハイ類もほとんど300円。甲類焼酎を炭酸水で割ったシンプルな酎ハイ(ボール)はなんと280円。さらに瓶ビールは大瓶で550円と、ほとんど10年前と変わない激安価格です。料理も200円台が中心。それでいてお通しや席料もなし。飲み方次第で、本当に2,000円以下で適量の飲酒が楽しめます。

手作りで出来立て、せんべろ酒場の平均以上の質の良さ

生ビール 300円

大樽(キリンの生樽の総称)はキリン一番搾りと一番搾り<黒生>。

完璧な洗浄で安くても品質の高い一杯で提供されます。それでは乾杯!

ポテトサラダ 250円

酒場のリトマス試験紙、ポテトサラダ。卵入りでねっとりしとたオーソドックなつくりですが、いまの時代、それが嬉しいときもあります。

刺身 400円前後

刺身は仕入れによって日々魚種や値段が変わるので「これがオススメ」とは紹介できませんが、ご覧の通り、厚切りで、カドがピンと立つモノのがでてきます。増やま系列の魚介類の仕入れは、一部店舗を除き、おもに船橋市地方卸売市場から仕入れているそうです。

開店初日に取材しましたが、紫蘇入りのなめろうは、とくにいい味でした。

納豆オムレツ 300円

酒場でみかけたらつい注文したくなるのが、納豆オムレツ。大きくて食べ応え十分。納豆が広く混ざっているトロトロ系です。

キンミヤ焼酎ボトル 1,300円

増やまに慣れている人の多くが注文する、宮崎本店のキミヤ焼酎25度 600mlボトル。1ヶ月ボトルキープができて1,300円と手頃です。ホッピーを飲む人だけでなく、炭酸水を追加して酎ハイを自分でつくる人なら、酎ハイ1杯280円だとしても、こちらのほうがさらにお得です。

ということでホッピーで割って、いつもの増やま気分。

瓶ビール大瓶 550円

増やま系列は、手頃感から酎ハイ・ホッピーを注文しがちですが、いやいや、実は瓶ビールもこのご時世とは思えない安さです。

しかも、珍しい取手づくりのキリンハートランドビールも取り扱っています。

サッポロビールがお好きな方はこちら。赤星ことサッポロラガービールも楽しめます。

八宝春巻 2本300円

キクラゲなどが入った具だくさんな春巻きです。揚げ物はほかにも納豆かき揚げ、紅しょうがかき揚げ(関西風ではない)、トマトの天ぷらなど個性的な揚げ物が充実しています。

増やま系初のカレー味の煮込み

増やまは、蘇我にある地域密着の老舗酒場のように、煮込みをニ種類用意していて、ふたつを合わせて提供する「重ネ(煮込み+肉豆腐)」という料理が評判です。

いままで煮込みはポピュラーなものでしたが、ここにきてなんとカレー味で登場しました。カレー粉をたっぷり入れてしっかり煮込んだもの。牛ハチノスなどがゴロゴロと入り、牛の旨味とカレーの風味がビールを誘います。

肉豆腐は、いままで変わらず甘い正統派の味付け。きつね色に染まった豆腐って、どうしてこんなに美味しいんでしょうね!

元祖焼酎ハイボール(キイロ)

天羽飲料がつくる下町・城東エリアでおなじみの色付き酎ハイ(増やまでは「キイロ」という名称。ボールではないので注文時に注意)もあります。

安くて美味しい、明るいうちから気軽に使える酒場ファンにとって楽園のような場所。総武線沿線の方は要チェックです。

店名大衆酒場ニューベルク
住所千葉県市川市市川南1-5-24 山田ビル 1F
営業時間月・火・木・金・土
14:00 – 23:00
水・日
定休日
創業2024年12月10日

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