たまにはいつもと違ったお店を紹介しましょう。
いえ、もちろん酒場ですし、ビールも飲むのですが。
今回ご紹介するのは新宿で飲む人にはシェルター的な存在の「ばるぼら屋」。区役所裏のバーばるぼらのご主人が始めたゴールデン街の酒場です。
ゴールデン街ってスナックというか何とも言えない独特なスタイルのお店が多いなか、唯一の大衆酒場と言った感じのお店。
営業が朝までやっていることからこの界隈で飲むならば最終的にこちらにたどり着くという人も多いのでは。
営業始めて10年が経過し、良い感じでいぶされた店内は酒場の風格十分。もともと横丁の木造店舗の改装なのであっという間に超老舗の雰囲気になりますね。
一階がカウンターで二階は小上がり。グループで来て上でグダグダ飲むのが楽しいのですが、一階だととっても小さな大衆酒場で飲んでいるような不思議な雰囲気があってなかなか楽しいです。
ビールはサッポロ黒ラベル。この手のお店としては比較的大きな生ビールが500円程度とリーズナブルで、ビールのクオリティもしっかりメンテされていることのわかるもの。
お通しが300円。お新香を摘みながら注文した煮込みを待ちましょう。
クタクタに煮込まれた煮込みはしっかり濃い味で、酔っ払った味覚にもビシッと響く旨味がたっぷり。
ここにクイッと飲むビールが酔った体が欲する謎の食欲を満たしていきます。
ビール二杯飲むのが私のスタイルですが、ここは酎ハイも要チェック。焼酎がキンミヤなので、甲類のファンならばぜひとも飲んでみてほしいもの。
朝までやっていることから飲食店の従業員や水商売の人も仕事上がりにやってきて、そんな彼ら彼女らはもっぱらチャーハンやオムライスなどの炭水化物がおつまみのようです。
さて、終電逃したからもう少し飲んでいきましょうか。
ごちそうさま。
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(取材・文・撮影/塩見 なゆ)
ばるぼら屋
03-5285-8188
東京都新宿区歌舞伎町1-1-8 新宿ゴールデン街内
18:00~30:00[朝06:00](日祝定休)
予算2,400円