上野『焼肉 やまだ』予約必須!黒ラベル260円の王道町焼肉 冬はケジャンも

上野『焼肉 やまだ』予約必須!黒ラベル260円の王道町焼肉 冬はケジャンも

上野・御徒町エリアといえば、古くから焼肉店の激戦区。あちらこちらから食欲をそそる香りが漂ってきます。その中で四半世紀の歴史を持ち、地元で絶大な人気を誇るのが『焼肉 やまだ』です。今回は、予約なしでは入るのが難しいほど人気の、安くて美味しい王道「町焼肉」をご紹介します。

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驚愕!夜9時までビール半額

焼肉屋さんが密集する上野広小路エリア

場所は上野広小路駅から徒歩1分ほど。御徒町駅からもすぐの路地にあります。

一歩足を踏み入れると、そこはまさに街の焼肉屋さん。

店内の煙ご心配になるかもしれませんが、無煙ロースター完備なので匂いが気になる仕事帰りでも安心して利用できます。

小上がりのテーブル席が中心で、2名以上の利用を想定しているお店。酒場使いができる料理やお酒が揃っていますが、残念ながら一人飲みでの利用は難しいです。

今回は口開けに予約して訪問。それくらいしないと入れないお店なんです。

さて、席に着いたら、まずは飲み物のメニューを見て驚くと思います。なんと夜9時(21時)まで、生ビール・酎ハイなどが半額のタイムサービスを実施しています。サッポロ生ビール黒ラベルが1杯260円ほど。発泡酒ではなく、正真正銘の黒ラベルです。このご時世に信じられない価格設定ではありませんか。しかも、ハッピーアワーが長時間!

サッポロ生ビール黒ラベル 21時までは260円

お酒の値段が比較的高いみとが多い焼肉屋さんでこの価格。値段を気にせずビールが飲めるのは幸せですよね。お肉を焼く前に飲みほしてお代わりしたくなるくらい。

専門店と並ぶ美味しさの「ケジャン」

ケジャン:980円

お肉の前にぜひに頼んでほしいのが冬季限定の「ケジャン(渡り蟹のキムチ)」です。

実はこのお店、焼肉だけでなく韓国料理のレベルが非常に高いことでも知られています。真っ赤なタレをまとったケジャンにかぶりつくと、とろりとしたカニの身の甘みと、パンチの効いた辛味が口いっぱいに広がります。

チャミスル:1,480円

これだけで韓国焼酎チャミスルが1本空いてしまいそう。ガイドブックに載るような専門店にも引けを取らない、本格的な味わいです。

タレに漬け込んだお肉でビールが進む

ツラミ

さて、いよいよ主役の登場です。『やまだ』の焼肉は、ほとんどのお肉が特製のタレにしっかり漬け込んだタイプ。甘いタレや味噌タレでしっかり下味がついている。家庭では真似できない”町焼肉のあの味”が楽しめます。

タンシタ
ハラミ:890円
タンシタとハラミ それぞれ下味が違う
シロコロ:580円

今回は「タンシタ」「ハラミ」「ツラミ」「シロコロ」を注文しました。タンシタは歯ごたえがあり、噛むほどに旨味が滲み出ます。人気のハラミは驚くほど柔らかく、ジューシーな肉汁がタレと絡み合って絶品。

ツラミ(頬肉)やシロコロ(大腸)といったホルモン系も鮮度が良く、丁寧な下処理がされているのがわかります。

炙られ、タレが焦げる香ばしい匂いが鼻腔をくすぐります。濃いめの味付けは、ビールはとも相性が抜群。お肉を焼いては口に運び、冷たいお酒で流し込む。飾り気のない、これぞ焼肉の醍醐味です。

シロコロは味噌をたっぷり載せて
シロコロは味噌タレでお願いしました。タレが焦げるくらいがちょうどいい

予算3,000円で大満喫

お会計時に、改めてこのお店の凄さを実感します。

だいたい3,000円もあれば、ハッピーアワーのビールやチャミスルを飲んで、お肉もケジャンもお腹いっぱい楽しめてしまいます。

安くて、美味く、お腹いっぱいになれる。上野の焼肉文化に浸れる大衆的な『焼肉 やまだ』。人気店ゆえに予約は必須ですが、この満足感は並んででも味わう価値があります。今夜は気取らず、煙に巻かれて焼肉で一杯、いかがでしょう。

早朝まで通し営業。深夜も賑わう眠らない街・上野で真夜中の焼肉というのもいつか挑戦してみたいです。

店舗詳細

ホワイトボード・張り紙メニュー
お酒のメニュー
和牛・黒豚メニュー
刺身・一品メニュー
スープ・鍋物メニュー
店名焼肉 やまだ 上野
住所〒110-0005 東京都台東区上野2丁目2−8
営業時間17時00分~5時00分
日曜日は24時まで
ハッピーアワー17時~21時

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