新中野『とんかつ丸福』刺身も充実!夜は完全に飲み屋の雰囲気になる老舗大衆とんかつ

新中野『とんかつ丸福』刺身も充実!夜は完全に飲み屋の雰囲気になる老舗大衆とんかつ

新中野駅を降りて路地に入ると、黄色い看板が目印の『とんかつ丸福』があります。味のある「とんかつ」の文字に、美味しい定食屋さんを想像します。ですが、ここはただのとんかつ屋さんではありません。夜は常連さんたちがお刺身を肴にお酒を楽しむ、完全に飲み屋の雰囲気に。とんかつも刺身も美味しい、お酒好きのための名店でした。

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40年以上も愛される、家族の温かいお店

『とんかつ丸福』がお店を始めたのは1983年頃。もう40年以上も、この場所で営業されているそうです。新中野駅の4番出口から歩いてすぐなのも、通いやすくて嬉しいポイントです。

典型的な古き良き大衆とんかつ店で、ご家族3人の素敵なチームワークで切り盛りされています。厨房の奥では、板前さんだったというご主人が、黙々と料理を作っています。フロアでは、明るい笑顔が素敵な奥様が注文を聞いてくれて、お店全体がなんだかほっとする雰囲気に。そして、揚げ物などを担当している息子さんが、テキパキと調理を進めていて、その姿はとても頼もしいです。

地元の方に長く愛されている理由が、お店にいるだけで伝わってきました。

まずはビールと刺身から。これが丸福スタイル!

ビールはキリンとサッポロ

瓶ビール 650円

カウンター席に座って、まずは瓶ビールをお願いしました。なんとここでは、キリンラガーとサッポロ黒ラベルが両方揃っているんです。これはビール好きにはたまりません!せっかくなので両方いただいて、飲み比べを楽しみます。

店内を見渡すと、壁の黒板にはメニューがぎっしり。とんかつメニューと並んで、お刺身や一品料理がたくさんあって、どれも美味しそう。常連さんたちは、まずはお刺身から頼んでいるみたい。私もならって、旬の「カツオ刺し」をお願いしました。

カウンター越しに出てきたカツオは、見るからに新鮮!キラキラしていて、角がぴんと立っています。一口いただくと、もっちりとした食感とカツオの濃い旨味が口の中に広がりました。ご主人が元板前さんと聞いて、この美味しさにも納得です。

かつお刺身 1,000円

いよいよメイン!とんかつも、とりかつも絶品です

特上とんかつ 定食では1,650円

お刺身で気分がよくなったところで、いよいよ、とんかつをいただきます。まずは定番の「特上とんかつ」。揚げたての衣はきれいなきつね色で、見るからにサクサクです。お箸を入れると「サクッ」と気持ちのいい音!中のお肉は分厚いのに、とっても柔らかくてジューシーなんです。豚肉の甘みが口いっぱいに広がって、本当に美味しい!

定食には冷奴やお新香もついてくるので、一人飲みならご飯半分で定食という注文も良さそう

単品だと並で1,000円ほど、定食にしてもお手頃で、この美味しさとボリュームでこのお値段は本当に嬉しいです。

もう一つ、「とりかつ」もいただきました。こちらはとんかつとはまた違った、ザクザクっとした衣の食感が楽しい!鶏肉はしっとりしていて、噛むほどに旨味が出てきます。ソースをたっぷりつけて、ビールと一緒にいただくのが最高ですね。

チキンかつ 定食では980円

美味しい揚げ物をいただいていると、次は日本酒が飲みたくなります。お燗をお願いすると、秋田のお酒「両関」。冷酒は「菊正宗」がありました。昔ながらの定番銘柄が揃っているのも、なんだか安心します。きりっとしたお燗が、とんかつの脂を優しく流してくれて、「揚げ物とお燗って、やっぱり合うなあ」って、しみじみ思いました。

新中野で正統派の酒場を探すなら丸福

美味しいとんかつで、白いご飯をお腹いっぱい食べる「定食屋さん」としての顔。そして、新鮮なお刺身や美味しい一品料理で、ゆっくりお酒を楽しむ「酒場」としての顔。

『とんかつ丸福』さんは、その日の気分でどちらの楽しみ方もできる、とっても素敵なお店です。ぜひ新中野の黄色い看板を目指してみてください。きっと、美味しくて楽しい時間が過ごせるはずです。

店舗詳細

  • サッポロ生ビール黒ラベル:550円
  • ハイサワー:500円
  • からし割り:500円
  • 日本酒 両関 大:800円
  • 冷酒 菊正宗:500円
  • とんかつ:1,000円
  • 特上とんかつ:1,650円
  • 串カツ:1,100円
  • チキンかつ:980円
  • 刺身定食:1,350円
  • まぐろどん:1,350円
店名とんかつ丸福
住所東京都中野区中央4-1-7 富士シャトー1F
営業時間11:30 – 22:30
木曜日定休
創業1983年