北千住駅西口の飲み屋街にも加賀屋があります。板橋の1号店から数多く暖簾分けされた加賀屋の中でも、独自の魅力に溢れた一軒で、酒場好きの間でもファンが多い。加賀屋共通の名物「スタミナ焼き」はもちろん、ラビオリなどの一品料理も充実。現在は二代目への世代交代の真っ最中。ふらりと気軽に立ち寄りたい、ザ・大衆酒場を今回はご紹介します。
飲み屋横丁で約40年、独自の進化を遂げた加賀屋

北千住駅西口から徒歩約2分、駅前に広がる巨大な飲み屋街の細い路地の先に『加賀屋 北千住店』はあります。板橋駅前に1965年に創業し、現在では60店舗以上に暖簾分けで広がる加賀屋の暖簾のひとつです。

ここ北千住店も創業から40年以上になり、他の加賀屋とは違った独自進化が感じられます。とくに日本酒が充実していて、日々書き換わるホワイトボードの「今日のお酒」はいつもワクワクします。
店構えは、加賀屋各店のなかでもかなり硬派な雰囲気。ビニールシートを開けないといけないので、はじめは少し躊躇すると思いますが、店内に入れば親しみやすい接客なこともあり、すぐに溶け込めるはず。むしろ、ビールケースや赤提灯が並ぶ典型的な昭和酒場の店構えのほうが、酒場ファンの心をくすぐります。
店内はカウンター10席とテーブル席が約20席。私自身、一人で静かに飲むこともあれば、お酒関係の皆さんと飲み会で訪ねたこともあります。

現在は初代がフロアを、二代目が厨房で焼き台に立ち、世代交代の真っ最中。
実はこちら、近隣の飲食店関係者やビールメーカーの社員さんなど、酒場に詳しい人がプライベートで通っていて、その実力は折り紙付き。
名物スタミナと定番のラビオリで乾杯

席に着いたら、まずは「サッポロラガー(赤星)」の大瓶で喉を潤します。赤ちょうちんに照らされた赤星はやはりジャストフィット感が素晴らしい。
実は、サッポロの瓶ビールだけで黒ラベル、ヱビスと大瓶だけで3種類もあるんです。アサヒ、キリンもあるので、その日の気分次第で選べるのが嬉しいですね!

お酒のバリエーションも豊富で、加賀屋でおなじみの「ふるふれ抹茶ハイ」や、中の量が多いと評判のホッピーも人気。

つまみは、旬を感じる「ツルムラサキのおひたし」からスタート。ホワイトボードは季節の食材が多いので、なにがあるかは要チェックです。

もつ焼きは、1種2本から注文可能。一人飲みの場合は3本以上で1本ずつ選べる配慮が嬉しいポイント。

甘いとろっとしたタレで焼くうなぎの肝焼きも人気。かなり大ぶりで食べ応え「大」。

とくにオススメは、看板メニューでもある「スタミナ焼」。加賀屋系列で広まった味付け串焼きです。特製の旨ダレに漬け込まれたハラミ肉で、噛むほどに肉の旨味とピリ辛のタレがにじみでて二軒目でもすいすいと食べちゃいます。

さらに、加賀屋系列でおなじみの「ラビオリ」も注文。カリッと揚がった熱々のラビオリは、スナック感覚でつまめる優秀な肴。手作りの温かみを感じる「つくね」も、外は香ばしく中はふんわりとした仕上がり。
これからも通い続けたい北千住のオアシス
長年培われてきたもつ焼きの技術と、下町らしい親しみやすい接客が心地よい『加賀屋 北千住店』。強面の初代が時折、二代目の串をチェックされている様子を眺めていると、なんだかほっこりしてきました。
北千住で美味しいもつ焼きとお酒を楽しみたいなら、選択肢に入れて間違いない老舗です。時代を超えて愛され続ける酒場の活気に浸る楽しい時間をぜひ。
店舗詳細




| 店名 | 加賀屋 北千住店 |
| 住所 | 東京都足立区千住2丁目62 |
| 営業時間 | 16時00分~22時30分 土は 15時30分~22時30分 日祝定休 |
| 予算 | 2,800円 |
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