眠らない街・池袋。朝から飲める店は西口側に多いイメージですが、実は東口の繁華街にも頼れる一軒があります。サンシャインシティ近くの蕎麦居酒屋『梟小路』は、なんと朝8時から夜まで通し営業。立ち食い蕎麦並みの価格の蕎麦に、300円台のつまみとお酒。夜勤明けの人たちが集う、池袋東口の”みんなの居場所”をご紹介します。
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眠らない街・池袋、東口の朝飲み拠点

大都会やふくろなど、池袋で朝から飲める店といえば西口側のディープなエリアが有名です。ところが、東口の繁華街にも実はいい店が一軒あるんです。
サンシャイン60通りから一本入った路地、サンフラワービルの1階に店を構える『梟小路』。2014年創業で、看板には「創作生蕎麦」とあるとおり本業は蕎麦屋ですが、朝から晩まで通しで営業しており、お酒もつまみも豊富な蕎麦居酒屋です。
朝8時以降、電車が動いている時間帯なら、だいたいここに行けば飲める。そう覚えておくと、池袋での朝飲みの選択肢がぐっと広がります。
蕎麦は立ち食い蕎麦感覚で食べられる価格で、つまみやお酒は立ち飲みに並ぶ価格です。夜勤明けの人をはじめ、朝から一杯やりたい人たちが自然と集まってくるのも納得です。
食券いらず、座ればそこは酒場
食事の人は入口の食券機で支払いを済ませますが、飲む人は食券不要。席について、そのまま口頭で注文すればOKです。

まずは黒ラベルで乾杯。朝のビールは、なぜこんなにおいしいのでしょう。グラス小なら300円なので、軽く一杯だけという使い方もできます。

つまみの一品目は、蕎麦屋の定番の板わさ。本格的な老舗蕎麦屋と比べればかなり安く、蒲鉾も値段相応のものです。でも、こういうので気楽に飲みたい日だってあるわけですよ。

わさびをちょんとのせて醤油にくぐらせれば、朝のビールのお供にちょうどいい。
蕎麦屋のつまみなら、天ぷら盛り合わせ

つまみは「とりあえず」の一品から炒め物、揚げ物、魚介まで幅広く、ほとんどが300〜600円。豚肉生姜焼き、鳥ネギ炒め、アジフライなど、定食屋のようなメニューもそろっています。
とはいえ、蕎麦屋さんらしいものといえば、やはり天ぷらでしょう。

これが400円と、またかなり安い。

ピーマン、ナス、カボチャ、サツマイモなど野菜ばかりの盛り合わせですが、これはこれでいいものです。しかも、専用の甘めの天つゆと塩までついてきます。

ほっくり甘いカボチャに天つゆをちょっと含ませて頬張れば、朝から幸せな気分です。
お酒は10年前の価格設定!?裏メニューの蕎麦湯割り

天ぷらが来たら、お酒ももう一杯欲しくなります。なにしろ酎ハイ、緑茶ハイ、ウーロンハイが300円、レモンサワーでも350円という、2010年代のような価格設定です。ホッピーセットもいまだ450円と500円未満。安心して飲めてしまいます。
そこでお願いしたのは、蕎麦焼酎「十割」です。

品書きには蕎麦焼酎400円としか書いていなかったのですが、店主さんに「蕎麦湯割りできますか?」と聞いてみました。すると、「うちは蕎麦屋ですから、もちろんできますよ」と快諾していただきました。
そうそう、このトロトロっとした口当たりで、蕎麦の風味が濃厚な蕎麦湯割りがいいんですよ。蕎麦焼酎を蕎麦湯で割るのは、蕎麦屋で飲むときのいちばんの楽しみ。朝の胃袋にもやさしく染みわたります。

ボトルキープもでき、蕎麦湯は無料の割り材に入っています。通い詰めるなら、十割のボトルを入れて蕎麦湯割りを楽しむのもよさそうです。
締めは名物の煮豚をのせたぶっかけ蕎麦
締めの蕎麦も、飲んでいる人は食券ではなく口頭で気軽に注文してね、とのこと。そこで、ここの名物の煮豚を使った一杯をお願いしました。

ぶっかけなら蕎麦は伸びにくいし、この煮豚でまたお酒が進みます。つまみメニューにも「自家製ネギ豚チャーシュー」があるほどの自慢の味です。

蕎麦はツルツルで、のどごしがとてもいい。つゆは辛口で、甘辛い煮豚とよく合います。
麻辣蕎麦など、低価格で酒場を兼ねた蕎麦屋さんらしい創作メニューがあるのも楽しいところです。例えるなら、町寿司と回転寿司の関係に近いでしょうか。町の老舗蕎麦屋には、やはりおかめ蕎麦や鴨南蛮のような正統派を出してほしい。けれど、こういう蕎麦屋はアレンジがあったほうが楽しいんです。
奥へ進むほど深まる、朝飲みの時間
入口近くのカウンター席は、差しこむ日差しのなかで朝食や昼食をとる人が中心です。その奥にはボックス席やテーブル席が並び、明るい時間から上機嫌なノンベエさんもいる。でも、カウンターが埋まっていれば、蕎麦だけを食べに来た人もテーブル席に座ります。場所柄、人気キャラクターのテーマパーク帰りの家族連れもいれば、POPカルチャーのグッズを持った若い人もやってきて、もうぐちゃぐちゃ。
それもまた池袋らしい坩堝感があって楽しいです。
店名の由来は、池袋のシンボルであるフクロウと、東口の飲み屋街「美久仁小路」。20歳頃から池袋で働いてきた店主さんが、池袋で働く人たちの止まり木になるようにと『梟小路』と名付けたそうです。
あらゆる時間帯にノンベエがいる。それが東京の繁華街ですね!
店舗詳細
| 店名 | 創作生蕎麦 梟小路 |
|---|---|
| 住所 | 東京都豊島区東池袋1-26-4 サンフラワービル1F |
| 営業時間 | 8時00分~24時00分 |
| 定休日 | 日曜日 |
| 創業 | 2014年 |
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