【体験】サッポロビール「#星に願いを」全国の外食の味を自宅で堪能外食専門ECストア

ビールの販路は大きく分けて、家庭用と業務用の2つがあります。家庭用は文字通り、コンビニやスーパーなどの主に缶ビールのことで、業務用は居酒屋や食堂など、飲食店での樽生ビールや瓶ビールの販売のこと。ビール会社によってこの比重はことなりますが、サッポロビールは特に業務用の数字が大きく、昔から飲食店とともに歩んできた会社です。

そんなサッポロビールがコロナ禍の外食企業を応援するために立ち上げたECサイト「#星に願いを」は、同社の外食への想いをありのままに表した取り組みと言えます。

サッポロビールはビールメーカーです。メーカーのECサイト（通販サイト）と言えば通常は自社商品を売るもの。「#星に願いを」は取引先の飲食店の商品を販売する専門サイトであり、かなりイレギュラーな存在です。

外飲み、旅先での味が何より楽しみな私・塩見なゆが実際に「#星に願いを」を体験してみました。

8月のスタート時点では22社だった参加店は現在（10月28日時点）は64店舗まで拡大。もともと自社で通販を行っているお店が対象になっています。

お馴染み、テンアライドの「テング酒場」や、養老乃瀧、不忍池の老舗中華「東天紅」、遠く北海道は斜里町の「しれとこ里味」と、幅広い顔ぶれが並びます。

土佐料理司（高知）
大衆酒場浜やま屋（岐阜）
三宝亭（新潟）

土佐料理司（高知）

本場高知の鰹のたたきが届きました。

土佐料理司は高知県高知市はりまや町に本店を構える創業100年を超える老舗の郷土料理店。土佐の高知の名物といえば、やはり鰹のたたきです。

（写真：#星にも願いをより）

特製のゆずポン酢にやくみ、そして600g以上の大きな鰹のたたきが2節ついたセットです。

本場高知の食べ方に合わせて大きめに包丁をいれました。セットのゆずポン酢で食べるだけでなく、ニンニクといっしょに塩をふりかけて食べるのもなかなか。炭火の香りと、鰹のさわやかな余韻が心地いい一品です。普段調理をほとんどしない私も、これくらいなら簡単です。ヱビスビールを添えて、乾杯！

大衆酒場浜やま屋（岐阜）

（写真：#星にも願いをより）

高知に続いて、今度は岐阜。自宅にいながら全国酒場めぐり。大衆酒場浜やま屋は岐阜駅前から北に伸びる昔ながらの飲み屋街「玉宮通り」沿いにある酒場。串焼きと桑名のはまぐり料理を看板に掲げています。

ハマグリしゃぶしゃぶセット2人前【ハマグリ団子・麺付き】。活ハマグリにカット野菜、ハマグリ団子、〆のラーメンのセット。もちろん出汁がきいた特製スープ付き。鍋のための具材を新たに用意しなくても開封後すぐに食べられる内容は、家にいながら”ほぼ”酒場感覚です。

大ぶりのハマグリがゴロゴロと結構な量が入っています。

食べ方は簡単。スープと水を煮立てて、ハマグリ、団子、野菜をいれて、ハマグリの口が広いたら食べごろです。

ぷりっぷりのハマグリは、あの独特なコクが最高にあとをひきます。

水炊きや牡蠣鍋などは自宅で食べることはあっても、なかなかハマグリしゃぶしゃぶはきっかけがないと挑戦しないかもしれません。味のバランスもよく、失敗しない飲食店のセットはこれからも重宝しそうです。実はふるさと納税などを含め、食材の通販は初体験（いつも外に食べに行くので…）ですが、飲食店からのお取り寄せってとても便利で楽しいですね。

サッポロ黒ラベルで乾杯！