鹿児島から新幹線にのって甑島へ行こう!


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私も鉄道で飲むことが好きな「飲み鉄」系の鉄子ですが、鹿児島に新幹線が開通したから一度もいったことがありませんでした。
学生の頃、サークルの旅行でここまで来たことはありましたが、当時は大阪から寝台特急「なは」でしたので、いまはもうとうの昔の話。

東京から新幹線で行くのには半日コースとやや遠い。いくならば鹿児島空港まで飛行機で、、、という人、多いと思います。でもね、鹿児島県を移動するならばレンタカーよりも断然JRをはじめとする公共交通ですよ。だって飲めるのですから。

鹿児島空港までは羽田から2時間ほど。鹿児島中央駅まではバスや鉄道で移動されると思いますが、さぁ、ここからどうしよう。天文館で飲みますか?いやいや、それはまた別の機会に。旅をしに来たのなら離島なんておもしろそう。

鹿児島は沖縄方向に島が連なりますが、あえて今回ご紹介したいのは、甑島。

さて、甑島ってどこでしょう。今回旅に行くまではまったくの未知の世界でした。川内の沖にあるのは知っていたのですが、交通手段がおもいあたらず。。。
それが今では、九州新幹線とそれに接続する高速船で鹿児島からあっという間なのだそう。いってみなくては!

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駅ビルにそびえる大きな観覧車は鹿児島の名物ですね。
新幹線の全盛開通にあわせ、JR系の商業施設アミュ鹿児島は改装の真っ最中。鹿児島で一番の集客ポイント間違いなしでしょう。

さて、かくいう私はそんなアミュでサツマイモソフトなどはこれっぽっちも食べることはなく、ただもくもくと缶ビールを。え、だめ?だってキヨスクで売っていたから。

そんなことで、初めての九州新幹線に乗車。ホームで待っていたはN700系の九州新幹線直通型でした。普通車でも一般的な新幹線のグリーン車同様の2+2シート。なんだー、グリーン車でなくてもひろびろ気持ちいいですね。

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鹿児島中央駅を定刻に発車した「さくら」。
みずほは最優等列車、さくらは九州新幹線内はこまめに停車する山陽新幹線直通、つばめは九州新幹線内の列車になります。

800系新幹線は九州新幹線内の限定運用ということで、九州の観光特急らしい工夫が随所にあるそうですが、この列車はN700系。東海道新幹線でのぞみとして走っているのと同じかたちで、最初は「なんだぁー、残念」と。

山陽新幹線との直通用ということで制限が多いながらも、やはり九州らしさがあちこちあって、これもまたいいね、なんて思ったり。とりあえず、一番搾りで乾杯です。

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鉄道系の解説は、同席されるプロの方に任せて、私はこっち。
キリン一番搾り生ビールで乾杯です。

鹿児島中央駅のキヨスクはキリン優勢です。いいよね、一番搾り。大好きな味わいです。長崎のグラバーさんが創業の一人ですから、九州はキリンというのは当たり前かも。※各社がんばっています。

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それにしても乗り心地のいいシート。ふっくらしていてフィット感抜群。

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肘置きも大きく缶ビールくらいなら余裕です。※不安定にはかわりないので、あくまでも目安です。

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川内までは1駅であっという間。もうついちゃった。そんな感覚です。

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新幹線の開通に合わせて駅舎や構内が新しくなったそうです。高い天上は解放感抜群。速達列車の通過駅とはいえ、大きなキヨスクやおみやげ店もあり、なかなか立派な雰囲気です。

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川内は芋焼酎でも有名な街。ずらりと並ぶ銘柄にこころひかれます。久楽は私の愛飲酒で自宅にも切らさずある銘柄。
今回は、あらたな焼酎に出会う旅なので、愛飲酒がいくつ増えるかなー。

 

さて、駅から高速船の発着する川内港まではシャトルバス(運賃はおどろきの100円)が運行されています。
電気自動車のバスが新幹線、高速船の整備に合わせて導入されていて、洗練された雰囲気が楽しいです。九州の公共交通のデザイナーとして有名な水戸岡鋭治氏のデザインだそう。

バスで20分ほど。川内港の高速船のりばも新しくなったそうで、木のぬくもりが味わえる素敵。

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鹿児島中央駅から川内港まで、すべて統一されたデザインで整えられているのは旅行者も「はじめての場所の不安」がなくなり、とてもいいですね。

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さりげなく800系新幹線を発見。

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これまで3時間かけて串木野と甑島の長浜港を結んでいたフェリーに加え、新たに1時間10分で移動できる高速艇の就航によって、鹿児島から甑島が通しで2時間ほどで移動できるようになったそう。

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高速船なのですが、船内は船独特の無骨さはなく、ぬくもりおおい木目や記事が多用されています。

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こんなおしゃれな会議机も。
仲の良いグループでつかうと楽しそう。私がお見かけしたときは、奥さまたちの井戸端会議の場になっているようでした。

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この船の就航まではいちき串木野市との間でフェリーしかありませんでしたが、市町村合併で甑島を含む川内一帯が仙台市となり、この船は市内の交通の一体化の役割を持っているのだそう。

 

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こんなオシャレなテラスもあります。結構航行速度が早いので風は心配ですが、ここで飲むのは最高でしようね!

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かなり高速で外海を航行しているにもかかわらず、大きな揺れもなくとても快適。
昔の船旅を思い出す板間のごろねスペースもあり、私もそちらでかるくうとうと。

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連日の飲酒のせいか、寝ようと思えばすぐに寝てしまう私。目が覚めたら窓の向こうに神秘的な緑深い島の姿が。
思っていたのよりもだいぶすごい!思わず手に持っていたスーパードライを飲むことも忘れて、ひたすら外を撮っていました。

甑州(そしゅう)という焼酎は知る人ぞ知る昔ながらの製法で作る芋焼酎ですが、まさかこんなインパクトの大きな場所でつくられていたなんて。

地元の方に聞くと、今見えている此方側は道路も通されて開発されている方なのだそう。あ、向こうに見える小さな人工物が港ですか?

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高速船は早いですね!あっという間に港へ着岸。
歓迎!ようこそ甑島という幕に迎えられ、この島での時間が始まるのでした。

ここの画像に写る左側のお二人が、のちに私と飲酒対決をして撃沈するとは、いまはまだ誰も想像していません。

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新幹線、バス、高速船とひたすら最新の乗り物でやってきましたが、降り立てばそこは日常では味わうことのない、完全なまでの離島。

東京から飛行機をいれても5時間ほどでここに来れるのですから、いやいや驚きです。

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島で一泊の予定ですが、さてさて、どんな楽しいことが待っているでしょうか。
そういえば離島で宿泊なんて初めての体験。

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地元で唯一の公共交通手段、南国交通の路線バスが100円均一でコミュニティバスとして走っているそうで、人家のない場所にもぽつぽつとバス停が設置されています。

港からバスに乗車、信号のない山道をぐんぐんと登っていきます。港の前には酒屋さんやちょっとしたお土産物店があり、地元の人の姿もお見かけしましたが、3分でこんな断崖絶壁に。

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こんな景色を眺めながら焼酎ロックを飲んだらさぞかし心地いいんだろうなと思いつつ、港周辺でお酒を買わなかったことに後悔。
でも、そんなお酒を飲みたいという気持ちを、まったく忘れさせてくれる光景がこのあと広がるのでした。

甑島上陸1時間で、自然のすばらしさに感動した私でした。

 

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(取材・文・撮影/塩見なゆ)

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(取材協力:鹿児島県/九州旅客鉄道株式会社/甑島商船株式会社)



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