【閉店】京橋「ぬ利彦 ビジネスコート」 300年続く酒屋の会議室飲みはいかが

【閉店】京橋「ぬ利彦 ビジネスコート」 300年続く酒屋の会議室飲みはいかが

2014年10月4日

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お酒好きは、酒蔵のことが気になりますよね。私は山本酒造(京都)や櫻正宗(兵庫)などの大きい蔵が好きです。
もちろん、七田ブランドの天山酒造や大典白菊をつくる白菊酒造など、いま話題の蔵も興味津々。

そして、そのお酒には雄町米だとか、協会何号酵母だとかも気になりますし、ひやおろしや新酒など、季節だって楽しめます。

ですが、皆さん忘れていませんか?
お酒は酒屋さんが売っているからこそ私たちの手元に届くのです。いまはスーパーでも購入できますが、飲兵衛さんは酒屋さんとの付き合いもひとつやふたつあるでしょう?

300年続く酒屋があると聞いたら驚きませんか?

東京駅八重洲口から歩くこと7分の場所に、その酒屋さんはあります。ぬ利彦という名前はエンドユーザーには馴染みがないかもしれませんが、業界ではビッグネームの酒屋さんです。

巨大な自社ビルを2棟もっていて、その中でなんと飲むことができるんです。ここも角打ちという定義に当てはまりますね。

 

ビジネスコートという名前、おもしろいですね。300円支払うと入れる空間でルノアールのような会議利用が出来る空間なんです。夜になると生ビールが飲めるようになり、飲兵衛がぞろぞろと集まってきます。同じビルの向かいにある酒屋さんでお酒を買って飲むもよし。ビジネスコートにもチューハイやホッピーを販売しています。

キンミヤとホッピーを買ってお値段500円というのだからその価格にびっくり。夜は入場料もかからず酒代だけでいられるので超オトク。

しかもしかも、料理の持ち込みは自由。お金もかかりません。
大丸や高島屋でおつまみを買ってきて、ここでどっしり座って飲めば心地良いこと間違いなし。お箸も用意がありますよ~。

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グラスも貸してくれますし、飲兵衛に大変やさしいお店です。
紳士淑女の憩いの場としてお酒好きの皆さま、ここをお忘れなく!

 

そんなビジネスコートは誠に残念ながら今年いっぱいの営業になることが決まりました。ビルの老朽化に伴うことというのですから諦めるしかありません。
とーってもいい空間なのに残念。

いま、私達ができるのは頻繁に通って新築後にもこのような空間を作ってもらえるようにすることくらい。新幹線までの時間やお近くの方、通勤経路の方、途中下車してでも一度は味わってください。

予約すると宴会もできちゃいます。予約できる日は限られていますので、まずは電話でご相談を。

ごちそうさま。

 

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(取材・文・撮影/塩見なゆ)

ぬ利彦 ビジネスコート
03-3535-5318
東京都中央区京橋2-9-2 第一ぬ利彦ビル
1F8:00~16:30 17:00~21:30
予算1,000円