立石「宇ち多゛」 お昼から行列、下町酒場の代表的な店


DSC07549

立石は、東京で暮らす飲兵衛にとって一度は行きたい街ではないでしょうか。
大人の遊園地とか、飲兵衛の楽園だとか、色々なことを言われていますが、確かにこの街は私たちの心を掴んで離しません。

都営浅草線から直通している京成線の各駅停車しか停車しない立石は、交通の便は良いとは言い難く、特に山の手側からここへ行くには複雑な地下鉄の乗り換えを必要とします。

さらに、空港連絡線としての位置づけが強いこの路線、成田空港行きの優等列車はばんばんと通るのですが、各駅停車は都内の路線のなかでも少なほう。とにかく行くのが大変なのです。

それでも、やっぱり来てしまいます。そして、この街の中心にあるもつ焼き屋を無視することは出来ないのです。

 

「宇ち多」は、おそらく東京で一番賑わうお店ではないでしょうか。焼きとんともつ刺しという下町らしさ溢れるつまみに、寶の甲類焼酎をぐいぐいと飲むという一種独特なスタイル。

昔は常連さんや一部の尖ったお酒好きたちが集っていましたが、インターネットの口コミでいまではすっかり一般化。いまは東京中・日本中から人が集まってきます。

入り口は二箇所あり、時間や日によって列を作るルールがかわりますが、初めての人はとにかく並んでみればいいです。きっと列に並ぶ人たちがマナーをおしえてくれるはず。

一応ここに書きますと、

・つめて並ぶ
・並びながら待ち合わせをしない
・隣のお店の前に列がかからないようにする

 

多くても3人まで。最初バラバラに座って飲み始めて、適当に固まった空席ができたらそこへ移動して一緒にになれるという仕組み。二人くらいでいくのがベスト。

怖そうな店員さんがいっぱいいますが、皆さんとても明るくて優しい方ばかり。「おふたりさん?」と聞かれたら勇気をもって「はい、ふたり!」と答えましょう。

DSC07550

平日のお昼間でも大人気のお店です。並ぶ覚悟は必要です。
そして、その苦労の末にたどり着くのが、この美味しそうな焼きとん。

タン、ハツ、カシラ、アブラ、シロ、レバーが定番。注文は、「タン」「塩」という感じ。焼き方は、ウェルダンで欲しい場合は「よく焼き」に、レアで焼いて欲しい場合は「若焼きで」と付け足しましょう。

写真は、「アブラ少ないとこ、タレ」になります。
アブラは背脂の部分。ギトギトのように思えますが、ここのはあっさり。まるで豚足のようなコラーゲンのプリプリを楽しみます。

 

箸休めは「おしんこ」と「ダイコン」の二種。大根にしょうがを載せたもので、ここにお酢をかけてもらうのがすっきりして美味しい。

DSC07552

飲み物は、サイダー、ウーロン茶、ビール(キリンラガー)などありますが、基本は「ウメ」と呼ばれている甲類焼酎に梅シロップを垂らした「梅割り」というもの。8割の人はこれを飲んでいます。

寶の甲類に地元のシロップメーカー「天羽飲料」が作る梅エキス(天羽青ラベル)を垂らしたもの。5杯と半分まで飲むことが出来ますが、普通の方はこれを三杯飲んだら普通の人は出来上がってしまいます。

タン刺しはこのボリュームでしっかり旨味がつまっていて絶品。ここに来たら毎回頼む私の大好物です。

DSC07553

ナンコツも名物で、塩やきで食べる人が多いです。
焼かずに生(ボイルしただけ)でお酢をかけて食べるのも美味。

DSC07554

焼きとんの定番といえば、やはりシロでしょう。シロはよく焼きで食べる方が多いですが、結構パリパリになってしまうので私は普通の焼き具合で。
甘さやや強めでさらりとしているタレがよく合います。

DSC07555

味付けは塩・タレのほかに味噌というのがあり、これは煮込みの寸胴をくぐらせたというもの。好みが分かれますが、シロならタレで、カシラなら塩が好き。

初めてで注文がわからなければ、隣の常連さんにこっそり教えてもらいましょう。「おまかせ4本」とか、そういう頼み方もOK。

お皿に二本単位ででてくるここの仕組み。最後は皿の数でカウントします。お皿ひとつで200円、梅割りも一杯200円。2の倍数で食べていくからお財布のなかみとの相談もしやすく、大抵1,600円くらいで満足してきます。

梅割り・ブドウ割は、最後の一杯だけは「半分」という注文ができて、これは半額になるのですが量は普通の一杯からわずかに少ない程度。とってもお得なので、最後に忘れず頼みましょう。

常に行列が絶えず、店内も焼き場もまるで戦場のよう。そこでみんな黙々とモツを食べている光景は独特なもの。でも、この雰囲気がたまらなく楽しいんですよね。

長居はせずに、食べたらすぐにお会計。

今日も美味しい時間をありがとうございます。鍋の前の席で、ご主人の笑顔で見送られてとってもいい気分。さて、次はどのお店に梯子しましょう。

 

酔っぱらいとルールの守れないお客さんお断り。みんなで守って楽しい大衆酒場。
ごちそうさま。

 

この記事はあなたのお役に立てましたか?

この記事が少しでもあなたのお役に立てましたら、 是非ブログランキングへ応援ボタンの投票を1日一回いただけると嬉しいです。

にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ

(取材・文・撮影/なゆ)

 

宇ち多゛
03-3697-5738
東京都葛飾区立石1-18-8 仲見世商店街
14:00~19時頃(土は12時頃から14時位の売り切れるまで・日祝定休)
予算1,600円

大きな地図で見る
===

【2012年11月訪問記】

こんにちは。

飲み歩きが趣味って方、結構いらっしゃるんですよね。
「この前、宇ち多゛で飲んでませんでした?」
上野の「肉の大山」さんで一人おとなしくビールを飲んでいたら声をかけられました(笑

どこで見られているかわかりませんね[あせあせ(飛び散る汗)]

飲み歩き趣味の人はきっと一度は訪れているお店が「宇ち多゛」さんです。うちだって読みます。

DSC06471.jpg

京成立石駅から徒歩1分、商店街は半分くらいが飲み屋さんなのですが、そんな立石でひときわ人気がある「宇ち多゛」さん。
お昼の2時にオープンなのですが、口開け前からお店の前は大行列。

ここで並ばずすんなり入るのは相当運が良くないといけません☆彡
ということで、最近ついていない私は並んでいます(笑

DSC06472.jpg

「お姉さん一人?ココ来て」無駄のないエスコートが宇ち多゛さん♪
ここで飲むのはやっぱり梅割りでしょう

宝焼酎に天羽の梅Aをポチャリと垂らして、ちょっと甘くして飲むんです。
これがもつ焼きとよく合う~

煮込みとかしら味噌、ほか何品かもらって、さぁいただきます。

1946年創業。歴史を感じる店内はぎゅうぎゅうです。お隣さん、お向いさんとの距離の近さは都内一かしら^^
煮込みは根菜など入れずにモツだけで勝負。
かしらやシロは大ぶりで殿方も大満足でしょう。

カシラタレヨクヤキ~など常連さんは呪文のように注文しますが、ここではその解説は長くなるのでやめておきます。気になる方は宇ち多゛さんが大好きな人のブログなどを御覧ください[るんるん]

ここはさっと飲んでさっと帰る。そういうお店です。間違ってもグループで長っ尻はしちゃいけません。最近はそういうお客さん、増えちゃったけど…

ごちそうさま。

 



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


こちらの記事もどうぞ



«