新橋「城喜元」 質の高いお刺身をまんぷく食べたければ


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新橋。それは飲兵衛にとっては切っても切れない飲み屋街。
「神田のいいお店が多いよ、新宿のほうが個性的、立石のほうがディープ、赤羽のほうが安いよ。」
なーんて言うこともありますが、やっぱりお酒好きなら新橋は聖地ですよね。

いまちまたで話題の俺のイタリアンをはじめとした俺のシリーズもここからですし、魚料理がどんと盛られてくるので有名になった魚金だって新橋。

なんでこんなに話題店が多いかというと、ただ勤め人が多いからというわけではないと思うんです。
やはり、その裏には500メートルしか離れていない築地市場が関係しています。

世界最大の取り扱い魚類の品種と圧倒的な量を誇る築地市場はまさしく東京の台所。とくに魚のいいものはすべてここに集まります。

新橋の大衆的な酒場にマグロ料理が多いもよくわかります。

そんな新橋で、リーズナブルに上質な魚をお腹いっぱい味わいたいならば、ここ「城喜元」で間違いなし。立ち飲み屋さんなので長居はできないかも…と思っていても、気づいたら2時間近く経ち続けているなんて方も多いです。

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常連さんの多いお店ですが、皆さん一見さんに優しいので安心。アットホームな空間で、気づいたら会話の輪にはいっているでしょう。
店主は個性的な方ですが、とてもお話し好きで、新橋の情報を色々と教えてもらえます。ご主人、新橋歴はとても長い方で、城喜元を開く前もこの界隈で魚を扱っていた方。

とにかく魚に対するこだわりが強く、原価率度外視で食べさせてくれるので私達にとって神様のような存在です。

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そんなご主人が選んだ銘柄はサッポロでした。ビールは樽生オンリーでサッポロ黒ラベル。
お酒が好きなご主人だからこそ、丁寧に洗浄されたサーバーから注がれるビールは、黒ラベルの味をより星にしてくれます。

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今宵もよーく冷えたビールで乾杯です。
お酒はビールのほかは日本酒がメイン。店名にもなっている上喜元だってももちろんあります。
お酒は立ち飲み屋さんとしてはちょっぴり高めの値付けですが、選ばれたお酒たちはどれも美味しくて十分納得です。

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最初にも書きましたが、ここはお魚を楽しむお店。
とにかく新鮮でものがよく、ボリュームもしっかり。

それでいて2点盛りで650円というリーズナブルさ。その日の築地の状況によって変動する魚たちは常時7種類ほど。
もちろん、築地と言ったらマグロということでこれは常時いただけます。

私はイカとアジという組み合わせに。二点盛り・三点盛りは好きな魚を組み合わせるので、鯛・マグロ・カツオなんていうチョイスもOK。

私は小田原で幼少期を過ごしたからか、やはり光物はアジを選んじゃいます。

おおぶりでぷりっぷり。新鮮で磯の香りがふんわりと。鮮度がごまかせない魚だけに、ご主人の目利きが頼りです。

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お酒は上喜元を。冬場はお燗酒をだすとのことですが、普段は冷たいお酒のみ。
山形県を代表するお酒で、酒の里・酒田でつくられている上喜元。いろいろなラインナップがありますが、私は本醸造のすっきりした味に惚れています。

上喜元を定番酒にして理由を尋ねると、昔勤めていた居酒屋さんのお酒も美味しいんだけど、それを上回るものを探した結果が上喜元になったとのこと。やっぱり酒場はお酒に対して愛があるお店がいいです!

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お刺身は必ず食べてもらいたいのですが、ほかの料理もなかなかいいですよー。
10品ほどある料理は、これまたどれもご主人のこだわりのあるものばかり。青のり豆腐、ポテトサラダ、野菜炒めといったお魚以外の料理も美味しいんだよと常連さん。

私は鯛の甲煮つけをお願いしました。
立ち飲みではありますが、とてもしっかりしたカウンターの内側にある厨房。そこで10人を越えるお客さんからの注文を次々とつくりあげていきます。

鯛もアルミホイルで落し蓋をして、しっかりと丁寧に煮ること20分。
おまちどうさまーとでてきた鯛はとっても大きく食べる場所がいっぱい。おおぶりでしかも旨味が濃いのだから、これはいいですね!

これで380円というのですからお財布に優しくてにっこり。

店内は常連さんを中心に毎晩ほぼ満席。それでもなんとか詰めて入れてくれるので、一見さんも暖簾から覗くだけでなく、思い切って入ってみて。

ここは新橋の立ち飲み屋の中でも、かならず行くべき名店です。

美味しいお魚をありがとうございました。2,000円で楽しむ幸せな夜。皆さまも体験してみては?
ごちそうさま。

 

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(取材・文・撮影/なゆ)

城喜元
03-3436-4617
東京都港区新橋4-14-6 第二西欧ビル 1F
17:30~23:00(日祝定休)
予算2,000円



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