山の手で見かける下町の味、ハイサワーの博水社へ取材


DSC06202

【♪わ・る・な・ら・ハイサワー♪】
のジングルでおなじみ、私たち大衆酒場好きの心をつかんで離さないハイサワー。

実は目黒区でつくられたって知っていました?
下町では炭酸と天羽飲料などのシロップメーカーがつくる独自文化の「下町ハイボール」とか「焼酎ハイボール」と呼ばれているものが定番。

じゃあ山の手では?
それはやっぱりハイサワーでしょう。

酒場研究は極めれば酎ハイ研究にたどり着く!ということで、前回の宮崎本店(キンミヤ焼酎)に続き、毎日のデイリードリンクハイサワーについてお伝えします。

(取材協力/株式会社博水社)

DSC06180

「おきゃくさん、終点だよ」

と呼ばれるほどはまだ酔っ払っていない明るい時間にやってきました。東急目黒線の武蔵小山駅から徒歩10分の場所にある博水社さん。
創業のときからずっと目黒のメーカーさんです。

一階はどこかで見たことがあるかも?
そう、ここは人気テレビ番組「タモリ倶楽部」でも紹介された、ハイサワーの倉庫。倉庫飲みという企画で、ここでタモリさんはじめたくさんの人が酔っ払ってる光景に憧れた人も多いはず。私ももちろんその一人。

 

応接ルームにはもちろんハイサワーが置かれていました。
夏場はノンアルコールでハイサワーかお茶代わりとして使われるのだそう。ご、ごくり。

DSC06181

やはり定番はこのレモンとグレープフルーツだそう。

そして以外なことに、男性に青りんごが評判が良いのだそう。確かに、結構飲んでいる男性をみかけます。

「ハイサワーのレモンはトレーサビリティという言葉が注目される以前から、ずっとイタリア・シチリアの提携農場のレモンを使っていました。レモンは皮まで潰さず真んなかの美味しいところだけを搾り出しています。一個からたった30%しかとれない貴重なもの。これが美味しさの秘訣です」(同社広報)

※真んなか搾りというキャッチフレーズ、最近ハイサワーを置いているお店で見かけます。

これにびっくり。たしかに無果汁の割り材とは違うちゃんと美味しいレモンの味がしていると思っていましたが、原料はそんなにこだわりがあったのですね!

たしかに皮まで潰すとえぐ味や苦味がでてくるのがレモン。クリアな味の裏にはそんなコダワリがあったなんて。

 

ちなみに製造はいち早くOEM(相手先ブランド名製造)を取り入れていて、テレビCMを始めた頃から生産はジャパンフーズ株式会社が製造をおこなっています。ドリンク業界に詳しい人は「あー!ほんとー!」とおっしゃいますが、この会社、ペプシコーラも作っているOEM超大手。

ちなみに、自社工場で生産していないドリンクは結構あるものです。大手でも自前で工場を持っていない会社もあるほど。

DSC06182

はい、世のお父さん方、おまたせしました。最近のハイサワーは美尻です(笑)

なんでハイサワーのカレンダーがおしりか知っていますす?

実は、最初に触れましたが、このオシリは人気番組『タモリ倶楽部』と関係があります。
タモリ倶楽部のオープニングといえばオシリ。タモリ倶楽部がハイサワーを紹介してくれたことに敬意を評してポスターに美尻を採用したところ、酒場で大人気に。酔っぱらいのおじさんは美尻を見ながら飲めばますます美味しい?

人気を受けてカレンダーにしたところ居酒屋で大人気に。2009年からはじまった美尻ですが、いまでは一般向けの販売もおこなっているほどだそう。
「12月は仕事が終わるとポスターを出荷するのに大忙しです」(同)

DSC06184

ハイサワーは酒場で、とくにもつ焼きなんかを肴にして飲むと美味しいんですよね。
もつ焼きはもちろん合いますが、こんな飲み方はいかがですか?とでてきたのは、なんと赤ワインをハイサワーグレープフルーツでわる「赤deハイ」!

メルシャン(キリン)とのコラボ企画ということで、フランジアと一緒になったPOPがでてきました。

たしかにグレープフルーツ味はちょっぴり甘めで赤ワインを入れるとお手軽にサングリアができそう。うーん、飲んでみたい…

DSC06185

白ワインにはレモンをあわせて、すっきり爽やかというのもおすすめだそう。

ハイサワーのリターナブルびんとワインのボトルが並ぶなんて、フランジアを作るアメリカの人はまったく想像できなかったでしょう。そして、酒場に入り浸っているお父さんたちも「えっ!」という反応になりそう。

DSC06186

ワインを何かで割るというのは女性を中心に結構日常行われています。
たとえばコーラで割ったり、サイダーをいれることも。

でも、それってお酒好きとしては甘すぎるんですよね。私のまわりの女性たちも「甘いよー」と言って笑います。

DSC06189

それが!ハイサワーだったら甘くないんですよね。

酒場でがつんと飲んでいる人たちが好むような味になっているので、グレープフルーツのハイサワーが甘いといっても、それは市販のジュースと比べれば微々たるもの。

もしかして、これって美味しいんじゃない?

DSC06191

「甘くないですし、お酒が大好きななゆさんでもきっと喜んでもらえると思います。もしよろしければ飲んでみてください」(同)

やった(笑)

赤ワインにはグレープフルーツ味、白ワインにはレモンを。

うんうん、こういう味になるのですね。甘くないですしとても爽やかですね!もともと割り材として作られているのでガス圧が一般的な炭酸ジュースとは桁違い。だから、ワインを入れてもバシっと効きます。

これからの季節、丁度いい飲み物ですね。私なら休日のお昼、のんびりと自宅で読書をしながら飲みたいかな。1:1で割ればアルコール度数は6%くらい。十分お酒好きも飲めると思いません?

フランジアはもちろん合いますが、普段使いのテーブルワインならなんでも良さそう。これはいいですね!

DSC06192

そして、ハイサワーと並び人気のドリンクがハイサワーハイッピー。

博水社の先代の社長は夏場しか売れないジュースだけでは大手メーカーの参入が目覚ましい清涼飲料水事業で生き残れないという判断から、年中売れるお酒の割り材に目を向けたのが今の「ハイサワー」の博水社となったきっかけ。

そのとき、先代が研究していたのがビールテイスト飲料。ホップを使うことが当時の法令では難しい中、なんとか研究の末完成したときにホップフレーバーの製造元が倒産。紆余曲折、頓挫してしまったのがビールテイスト飲料。そのときの悔しい気持ちを原動力にハイサワーが生まれましたが、いま再びビールテイスト飲料に参入を!という強い意気込みでできたのが、このハイッピーというもの。

ビール味だけどレモンテイストですっきり爽やか。くせになる味にはまっています。

DSC06200

清涼飲料水メーカーながら、ジュースからは撤退。本腰を入れて割り材メーカーになった1980年代。
リターナブルの瓶だけでなく、家庭向けのペットボトル、さらに、炭酸を自前で作っている店舗向けにシロップ(コンク)を立ち上げ、バリエーションを増やしていったハイサワー。そして、いま、ついに缶酎ハイがラインナップに加わりました。博水社初の缶酎ハイ、ライバルのT社やK社を徹底研究、

「戦略をしっかりたてて普段飲みに使ってもらえるものを目指しました」(同)。

DSC06198

ジュースメーカーから割り材メーカーへ。そして、缶酎ハイへ。

ハイサワーはだいぶ進化してきたんですね。
古いようで新しい、独自の方向性があるように広報の方からお話を伺いながら感じました。
皆さま、ハイサワーのこと、ちょっと詳しくなりましたね?

甲類で割るのが基本。これからの季節、シャーベット状のシャリキンで割っても美味しそう。

割るならハイサワー、今夜はハイサワーに飲みに行ってみませんか?

 

博水社様、今日はありがとうございました。

私はこのあと、ちょっと早いですがハイサワーを飲みに近くの牛太郎さんへ。

DSC06206

この記事はあなたのお役に立てましたか?

この記事が少しでもあなたのお役に立てましたら、
是非ブログランキングへ応援ボタンの投票を1日一回いただけると嬉しいです。

にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ

(取材・文・撮影/なゆ)

 

博水社
ハイサワーの商品紹介だけでなくレシピやコダワリが満載のWEBサイト
http://www.hakusui-sha.co.jp/

 

ハイサワーの飲めるお店はこちら
Syupo(シュポ)はハイサワーを応援しています

ハイッピーの飲めるお店はこちら

 



“山の手で見かける下町の味、ハイサワーの博水社へ取材” への1件のコメント

  1. hige より:

    CFは、「芦川よしみ」でしたね。
    大好きでした。。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


こちらの記事もどうぞ



«