人形町「加島酒店」 日本橋きっての老舗角打ちへようこそ


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こんにちは。

私が酒屋さんを好きになったのは幼稚園に通っていた頃。当時、小田原の本町という場所で過ごしていた頃のこと。
本町は小田原城の城下のもっとも栄えた場所で、外郎さんの本店がある歴史あるところです。そこにある一軒の酒屋さんが、私の家に配達をしてくれていました。家からも近く、よく両親と一緒に私も買い物にいくようになり、酒屋さんは美味しいものがたくさんある夢の様なお店というように思っていました。

そんな子が大きくなって、毎週のように酒屋さんを回っているのは別に不思議ではないということ♪

東京には様々な角打ちをやっている酒屋さんがあり、どれも個性的で実に楽しいです。
たとえばここ、人形町にある加島酒店さん。

日本橋から1キロも離れていない、まさに江戸のまん真ん中にある酒屋さんです。

 

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何年創業なのでしょうか。実に風格があります。
建物は昭和初期のかたちをしています。看板が京都の銘酒「キンシ正宗」なのも素敵ではありませんか。

キンシ正宗は愛飲しているお酒の一つで、洛中には立派な造り酒屋の建物が残っています。現在は伏見で生産していますが、松本酒造・神聖・富翁と並び、土地に根ざしていいお酒をつくっています。

 

加島酒店さんが開くのはご主人が車で配達を終える18時過ぎ。
ぼんやりと灯る蛍光灯を目指して、毎晩のように通うおじさまたちが集まってきます。

近所の会社員が多く、ホワイトカラーがほとんど。女性は、、、お一人様は私以外見かけたことがありません。でも、お酒に対する愛と郷に入りては郷に従う精神があれば大丈夫。

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冷蔵庫にならぶ瓶ビールやワイン。そして、無造作に平台に並んだ日本酒達。
どれもその場で飲めて、ご主人のところへ持って行きお題を払うとコップや栓抜きを貸してくれます。値段は上乗せなく売価のまま。

「夏は生ビールがうれるんだよ」
そう話すご主人の手には、ビールジョッキ。そう、ここはご主人もお酒が大好きで、接客中も大好きなビールを飲み続けているんです。いいなぁー、この温かい雰囲気。

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おつまみは酒屋の基本、乾き物と缶詰のみ。

ですが、日本酒の種類は実に豊富。一杯売りをコップ200円程度で飲ませてくれるので、お財布に優しく色々飲み比べもできます。
濁りからひやおろし、山廃、特別本醸造など、普段滅多に飲めない地方のお酒も多く日本酒好きの角打ちファンはたまらないと思います。
※キンシ正宗は現在取り扱いがありません。

私のお酒のお師匠は、2013年のボージョレ・ヌーボーをここ、加島酒店で飲んだと言うのですから、いやいや、ワインまで揃うのが流石です。

仕事帰りに一杯。日比谷線の人形町駅から近いので、途中下車して飲みにいってみては?
もしかしたら、立ち飲み友だちができるかも♪

ごちそうさま。

 

加島酒店
03-3666-5848
東京都中央区日本橋人形町2-7-11
平日18:30~21:00

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(取材・文/なゆ)



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