蒲田「万平」 街の定番酒場。ねぎまの唐揚げに酢をかけたら…おお!


蒲田駅は駅の東西どちらも巨大な飲み屋街が広がっています。こういう場合、どちらかが上品でもう一方は大衆的という街並みが普通ですが、蒲田は毎夜どんちゃん騒ぎな庶民派飲み屋街がただひたすらに続いています。

赤羽、小岩、蒲田、都県境に接する街はなぜか飲みの要素が強い。千円ちょっとで飲めるお店が豊富な梯子酒タウン「蒲田」を飲み歩きましょう。

東口の鳥居酒屋といえば地元ノンベエに親しまれている「万平」は外せません。店先の自転車駐輪からも地元密着が伝わってきます。

 

カウンター、テーブル席、二階は宴会場もあって50席ほどの店。それでも20時頃の集中する時間は満員御礼が当たり前。常連のサラリーマンや蒲田近辺に暮らす人がちょいと”つっかけ”で飲みに来ています。

特等席は焼き場の前。焼鳥の店なので串一本単位の注文をすることも多いですから、目の前が安心です。

 

お通しは葉物を中心に日替わり。ビールは生がモルツ(小380円)、瓶(大びん580円)でスーパードライ、キリンラガー、黒ラベルと4社を揃えています。

いらっしゃい。そこどうぞ!お飲み物は?

テンポのよいやり取りで、ちゃちゃっと整って、では乾杯。

 

ホッピーセットはナカしっかり、酎ハイは380円、日本酒はキクマサと同価格で太平山がありますので、鶏と太平山の秋田的な組み合わせもイイ。

 

焼鳥は120円から。もつ焼きも混ざりながら種類は豊富です。鶏の鮮度のよさには特にこだわられていて、焼鳥がフレッシュなのは当たり前に、鳥刺しもものが良いと人気です。

常連さんのお目当てはそんな鶏をつかった唐揚げ。独特な竜田揚げ風でやってきます。

 

とりねぎはタレで。大将を中心に家族経営ならではの温かい接客に癒やされつつ、「はいおまち」。老舗焼鳥のタレの安定感。しっかりボリュームがあるので2本ずつくらいで。

 

ビールと万平焼き!と着席と同時に注文する人多数の名物料理「万平焼き」は130円。葱つきの鳥串に片栗粉をつけ、低温でじっくり竜田揚げ風に仕上げた一品。予め下味がついていますが…

 

おすすめはお酢がけです。結構たっぷりと垂らして大丈夫。みっちりと串打ちされている肉汁を溜め込んだ鶏に、酢が染み込んだ薄手の衣。ハフハフと食べた後には心地よい旨味、そこにキンキンに冷えたビールをぐいっと。酒場には小さな幸せがいっぱいです。

 

スポーツ新聞や週刊誌などが無造作におかれ、これを読む人もいれば、となりの顔なじみと世間話に花を咲かせる人もいる。ルーチンのごとく会社から直行して、いつもの組み合わせでちゃちゃっと仕上げて駅へと早足で去る人もいる。

何年たっても、ここには変わらない蒲田があって、そして落ち着きます。普段上品ぶっている人も、こんな酒場ではざっくばらんです。

ごちそうさま。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

 

万平
03-3731-1465
東京都大田区蒲田5丁目19-3
17:00-23:00(日定休)
予算1,800円



“蒲田「万平」 街の定番酒場。ねぎまの唐揚げに酢をかけたら…おお!” への1件のコメント

  1. おのっち♪ より:

    お酢をかけるなんて最高だ(/▽\)♪

    太平山。。呑むのもいいけど。。
    小学校の校歌にも詠われていたな。。

    プロ、貴重な情報ありがとうございます(^^ゞ

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