姫路「だるまや一成」 名物かき揚げを肴に、昼からカウンターでしっぽり飲もう。


兵庫県第二の商業・工業都市姫路。姫路城を代表する観光地としても知られていますが、お昼から飲みたい人々が集う飲み屋街も力強い。夜勤職場のある工業都市ならではの雰囲気です。

明るい時間から飲めるお店の一軒、地元の常連率100%に近い地域密着の店「だるまや一成」をご紹介します。

 

姫路駅は10年以上かけていた立体交差・新駅舎が完成し、あわせて駅から姫路城までの大手前通りも再整備されました。駅の正面に姫路城という景色に散策の楽しさも高まります。

 

大手前通りに交差するアーケードを進むと飲み屋街にはいります。怪しいネオン街ではなく、もともと健全な商店街がじわじわと昼から飲める街へと変化したようです。

 

昭和の風情が残るアーケードに最近登場の立ち飲みやせんべろ酒場が並ぶなか、昔ながらの風格ある酒場情緒を感じさせるのが「一成だるまや」です。

 

カウンターメインのお店でうなぎの寝床のように奥へと広がっています。個人経営のアットホームな雰囲気で女将さんや大将が笑顔で迎えてくれます。

平日の午後1時。すでに8割ほど埋まっているのに驚かされます。

ビールは生がアサヒスーパードライ、瓶ビールはキリン一番搾り。ハイボールでは角、ブラックニッカ、ホワイトホース。

 

なにはともあれ樽生スーパードライ(450円)。突き出しの高菜をつまみに乾杯!

 

おつまみは姫路おでんが看板で、関東煮(だき)にしょうがを乗せたものが”姫路おでん”の定義。それに加え、まぐろ、キズシ、アオリイカ、そしてこの界隈の名物食材「穴子」が加わります。

 

湯豆腐は300円、土地の色を感じる焼ソバは和風も選べます。お隣の常連さんは鶏ツクネの唐揚げ、美味しそう。

 

瀬戸内の秋・冬のご当地食材「足赤エビ」。車海老に近い見た目と大きさ。味は車海老にも負けない強い旨味があります。食材から土地を感じるのも各地の飲み屋をめぐる楽しさ。

隣りにいる漁業関係で働くお兄さんのおすすめでした。正式には「クマエビ」というそうな。(2尾600円)

 

定番のしながき。姫路おでん、串焼き、串かつ。姫路郷土料理の鶏ポン酢「ひねポン」も魅力的。

 

だるまや一成の名物、昼から営業しているのでかき揚げをつかった「かき揚げ丼」があります。おでんの梅雨にサクサクのかき揚げを浸したもので、これを単品おつまみとしても注文可能。

 

〆にぴったりのかき揚げ。おつゆヒタヒタで旨味たっぷり。ビールや日本酒が会うこと間違いなし。これで300円なのですから素晴らしい。

程よくお腹も気持ちも満たしていい気分。常連さんとの会話も盛り上がり楽しいひととき。明石や神戸元町とも違った落ち着いた雰囲気が姫路の魅力です。

ごちそうさま。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

 

だるまや 一成
079-285-2975
兵庫県姫路市駅前町277
10:00~22:00(木定休)
予算1,800円



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