高知「中洲」 もつ鍋の銘店は、次世代へ引き継がれて下町酒場へ


高知はかつおをはじめ、魚介類を肴にした居酒屋が多く、飲み屋の顔ぶれからも地域性があっておもしろいです。いまでこそ、東京でも鰹の藁焼きが普段の生活範囲にはいってきていますが、昔は高知ならではでした。

逆に、高知にも日本全国の地域性がでた料理をメインにした居酒屋が増えています。例えばここ「中洲」は、30年ほど前に高知にもつ鍋をもってきた初めての店として地元で有名です。※諸説あります。

初代の店主は引退されているのですが、その際に高知のもつ料理のレジェンドをなくすわけにはいかないと店で修行していた人が看板を引き継ぎ、現在に繋がっています。

魚主体の高知において貴重な肉系下町酒場です。

 

雰囲気は昭和テイスト全開。店そのものの歴史ににプラスして、下町にありそうな店構えが全開です。

 

店内は小上がりとテーブル席が広がる典型的な地方の居酒屋スタイル。地元で愛されている酒場で、あちこちにファンの形跡があります。

 

お通しはいろいろ選べる小鉢。大皿料理(おばんざい)をスピードメニューとしても並べています。

 

生樽の一番搾りで乾杯!ガス圧、管理状態ともに抜群です。

 

看板商品はモツ鍋で、1,500円で結構しっかりとした量が楽しめるそうです。今回は梯子酒でもありますので、お鍋は別の機会に。

 

唐揚げは部位別に種類豊富。ちょい飲みで立ち寄る人は唐揚げが定番です。ハムカツやメンチなども、東京や大阪では当たり前ですが高知は魚率が高いのでちょっぴりめずらしい。

甲類はなんとキンミヤ焼酎。下町の名脇役ことキンミヤも広まっていますね。ハムカツとキンミヤ、高知でも食べられる定番の組み合わせ。

 

日替わりのメニューはみていて楽しい。よこわ、寒ぐれなど刺身は高知らしい。メニュー数はさほど多くないものの食べてみたい名前が並んでいて、もうここでどっしり飲もうかと思えてきます。

 

代替わりして、定番のもつなべだけでなく、軽く立ち寄って飲めるようなメニューを充実。

 

ホッピーあり、なんと下町元祖ハイボールという名で幻の割り材「ホイス」を置きます。ホイス最西端を高知でみーつけた。

 

キリンラガー(RL)の瓶をもらって、炙り焼きを。原木シイタケがおすすめということで頼みました。

 

確かに大きい!肉厚です。味は濃厚、ほくほくです。

 

もつ鍋に後ろ髪をひかれつつ、今日は唐揚げで我慢。鶏の胸骨のこと「松葉」の唐揚げはめずらしい。サクッと揚がっていて、身はぎゅっとしまっています。噛むと旨味がじゅー。

 

東京で普段から飲んでいる人には、ごく当たり前の顔ぶれですが、これが高知で食べられるのはおもしろい。四国・高知で東京下町の酒場がお好きな方は、ふらりと立ち寄られてみてはいかがでしょう。

観光でいくならば鰹料理が定番でしょうけれど、地元の人は逆に新鮮。

独特な世界観(東京では当たり前だけど)を求めて高い地元率で賑わう酒場です。

ごちそうさま。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ 取材協力/キリンビール株式会社)

 

居酒屋 中洲 ANYWAY 三丁目の夕日
088-883-0528
高知県高知市はりまや町1-8-1
17:00~23:00(日定休)
予算3,000円



“高知「中洲」 もつ鍋の銘店は、次世代へ引き継がれて下町酒場へ” への1件のコメント

  1. おのっち♪ より:

    旅先で定番以外で当たると嬉しいよね。

    高知は昼酒でベタなとこ行って、
    夜の情報集めたいね♪

    ホイスもいいですね、
    椎茸はNGですが(/。\)

    プロ、ありがとうございました(^^ゞ

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