秋津「サラリーマン」 働く人の味方で、会社帰りに一杯モルツをひっかけよう!


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今日は秋津の街を梯子酒。JR武蔵野線の秋津駅と西武池袋線の新秋津駅は300メートルほど離れているものの、徒歩で乗り換えができないほどではなく、通勤・通学時間帯は両駅を結ぶ路地はまるで駅のコンコースのような賑わいになります。

この膨大な通行人数が秋津の酒場を育てます。立ち飲み、老舗大衆割烹、チェーン居酒屋が立ち並び、一本外れた小路の飲み屋まで結構な賑わいなんです。仕事終わりにこの誘惑は、”ヤバイ”。大衆的でリーズナブルな酒場が早い時間から暖簾を掲げ、お酒好きをひとり・またひとりと吸い込んでいきます。

そんな秋津駅前でひときわ人気の大箱酒場「サラリーマン」をご紹介します。JR秋津駅から徒歩数歩の距離にある「ザ・ド大衆」という店構え。大変雑多な感じはありますが、日替わりのホワイトボードのメニューがキレイで、看板も暖簾も、引き戸のガラスも掃除が行き届いています。このあたりが、店に入る前からアタリをつけるポイントですね!

 

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店は奥に厨房があり、中央にドリ場(飲み物をつくる飲食店のコーナーのことで、業界では標準的な言葉)とオーダーや配膳をするスペースがV字形にあり、それを囲むようにカウンターが複雑に入り組みます。小学校の視聴覚室ほどの大きさに、折れ曲がったカウンターがぐるぐると配されている独特な作りです。

 

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ドリンクメニューは瓶ビールが大びん550円、生ビールが520円、ホッピーセットが400円、酎ハイ類や清酒が300円台と大衆酒場的な安心価格。

 

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ビールはサントリーモルツが長年扱われています。大びんのモルツをみると、なんとなく関西の酒場を思い出します。カウンターの上に準備されているおつまみの小鉢がずらりと並ぶのも大阪的です。

それでは、ビアタンにととっと注いでいただきましょうか。乾杯!

 

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刺身、焼き魚、煮魚、フライに天ぷら、炒め物までなんでもござれのメニュー。日替わりの季節の魚が並ぶなど、毎日仕入れてくる魚料理がおすすめです。刺身の鮮度やその厚さは、せんべろ酒場というよりは割烹ともいえる内容です。ただし、大葉がビニールなのはご愛嬌(笑)

まぐろとブリの盛り合わせ、これで550円なら文句あるまい。

 

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カウンター越しに向こう側の川で飲んでいるお父さんたちが見えるのも、サラリーマンの魅力です。働いたお父さんたちの幸せそうな赤ら顔は、空間をほっこりやさしい空気にしてくれます。今日も一日、おつかれさま。

 

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ちくわときゅうりのサラダは、いつも狙っていなくても無意識で注文してしまう一品。マヨネーズで和えたちくわと、ドレッシングに軽くつかったキャベツをぐりぐり混ぜて食べれば、サラダなのにおつまみとして十分な役割を果たしてくれます。

 

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トマト割りはお願いするとタバスコとウスターソースを持ってきてくれます。これで即席・和製ブラッディマリーを飲むのが常連さんの間で密かなブームです。サントリーの業務用甲類「樹氷」がたっぷり入った酩酊ドリンク、甲類の主張はわずかで、その味は水のように透き通っているので舌あたりがよく、飲み過ぎにはご用心。

ホッピー等で甲類を手元でたっぷり使う人や頻繁に通う人は鏡月のボトル(2ヶ月保持)が950円と笑ってしまうほど安いので、そちらもおすすめ。

 

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ブラッディマリーにはピザがいいね!ということで、ピザ風厚揚げを注文。オーダーしてからオーブン代わりのサラマンダーで調理して、熱々でチーズがぐつぐつとした状態で供されます。ワンコイン以下でこれだけ食べさせてくれれば大満足。

 

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最後はおなじみの、樽詰のレモンサワーで締めくくり。

ちゃんと座れてフルサービスなのにこの価格、もちろんお通しもありません。一人でホッピーでナカ数杯でちびちび進めばせんべろです。グループできたら、あれこれ食べたい肴を大人買いしても、きっと2,000円前後の収まるはず。

こんなお店が通勤経路上にあったら、きっと常連になりますよね。

ごちそうさま。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

 

サラリーマン
042-395-0015
東京都東村山市秋津町5-13-20
16:00~22:00(月定休)
予算1,300円



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