学芸大学「きんか」 ひょいと立ち寄る十字街、やきとん片手にいい気分


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学芸大学駅の周辺は駅名の「東京学芸大学」そのものは武蔵小金井(小金井市)へ移転し、いまは付属高校だけになっていますが、それでも東横線の周辺各駅とは違い、どこか庶民的で元気な学生街的な雰囲気がするのはなぜでしょう。

碑文谷公園も最寄りで、なんだか文化と青春の入り交ざった空気が漂います。東急沿線のこんな雰囲気、結構好き。自由が丘や中目黒ほどブランドが確立されていないけれど、だからこそのパワーみたいなのがあるように思います。

夢を持った若者がワンルームに暮らしていて、夜はおしゃれ酒場で大学時代の友人や会社の同期と飲んでいたりね。(笑)

 

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だから、一人でひょいと飲める酒場やバルが多いのも特長です。例えばここ「きんか」は、この界隈では貴重なやきとん酒場です。カウンターには地元住まいのロマンスグレーが似合うお父さんたち。そこに混ざるように地元の若い酒場好き。奥のテーブルでは、20代の会社員が数人で同期会をやっている、そんなお店です。

 

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ビールは瓶が赤星、生が黒ラベル、焼酎はキンミヤでもちろんホッピーあり。コダマ飲料のバイスやクエン酸が割材という誰かさん好みの店です。

 

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住宅街の飲み屋のコアタイムは遅い。ということもあってか、18:30まではハッピーアワーをやっています。なんと生ビールが240円、酎ハイは200円という驚きの安さ。昔サイズのジョッキでこんなに黒ラベルを入れたら原価も…いえ、人様のご厚意の裏を想像しちゃいけませんね。飲んで恩返し、では乾杯!

ジョッキは冷凍庫で冷やされています。セパレシステム(サッポロがビール回路そのものを定期的に新品同様のものと交換してくれるシステム)のビールサーバーから出てくる黒ラベルは状態抜群。嬉しいね。

 

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日替わりのオススメメニュー。バイスやクエン酸、え、サンピースまである。サンピースはキンミヤ焼酎で有名な宮崎本店が作るレアな国産ウィスキー。

 

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やきとんは130円から、おすすめはスタミナ串でシロとカシラがあります。5本セットにするとちょっとお得。どうみても刺身カテゴリーに入っているたぬき豆腐が気になりますよね。

 

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もちろんご想像の通り、お刺身ではなく、めんつゆを使った蕎麦の代わりに豆腐をいれたたぬきです。天かすがしんなりした部分とカリカリした部分が混ざり合い、なんとも言えないふわっとした食感が好き。たぬき豆腐は冷たいものをイメージされるかもしれませんが、こちらは温奴です。

 

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左がスタミナのシロ、右がカシラ。ぎゅっと詰めて串打ちされているもつ。シロはふわっと柔らかくとろけるよう。カシラも焼き加減が絶妙で、たまにある硬いアレとは違います。スタミナというとニンニクやネギがぼわっと載っているイメージもありますが、こちらは、ニンニクがたっぷり使われている甘タレの味付け。

 

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つくねはナンコツがかなり大きめに含まれているもの。コリコリとした歯ごたえが心地いい。

 

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焼酎ハイボールや電気ブランなど、赤星と並べて飲みたい下町のドリンクが色々揃います。カウンターでお店の方とちょっとした会話を楽しみつつぼーっと飲むもよし、数人でもやきとん探訪に来るもよし。女性一人でも使いやすいいい塩梅です。ハッピーアワーならばビールと酎ハイに串数本食べてせんべろ利用もできますね。

付近には飛び込みで入りたくなるような店も多く、まずはここで景気づけに一杯引っ掛けてみてはいかがでしょう。

ごちそうさま。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

 

きんか
03-3713-5133
東京都目黒区鷹番2-20-19
17:00~24:00(無休)
予算2,000円



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