鶯谷「晩杯屋鶯谷店」 昔ながらの街並み残る根岸に新しい風


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武蔵小山発、東京都区内で次々と店をオープンしている晩杯屋が、ついに台東区に出店。鶯谷駅から跨線橋をこえて言問通りを渡った場所、根岸にできました。

鶯谷はもともと立ち飲みや一杯飲み屋が多い場所ですが、晩杯屋のオープンでますます賑わいが増すのではないでしょうか。土日祝日は13時オープンと界隈の飲み屋の中でもかなり早く、周辺のお昼から通しでやっている唐揚げ居酒屋や、24時間休まず営業する食堂酒場などと並び昼酒が捗りますね。

近くには角打ちもありますし、晩杯屋のオープンをきっかけに再び鶯谷の飲み屋が再び注目を浴びそうです。

 

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店はさほど大きくなく、街場の個人酒場のサイズ感。コの字のカウンターとちょっとしたテーブルだけの定員20人ほどの規模。内装やカウンターの高さなどは晩杯屋のいつものつくりです。入り口のガラス戸を開放すると風が吹き抜けて、まるで縁側で飲んでいるような気分。

 

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ビールはキリン一番搾り。500ml入る昔ながらの大きな中ジョッキでドンとでてきて410円。泡の割合、回路の状態ともにばっちり、回転もいいので鮮度もよく、晩杯屋の生ビールは立ち飲みでトップクラスだと思います。

毎日飲んでも飽きないビールが美味しいビール。では乾杯!

 

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煮込み(130円)やマカサラ(130円)を最初に頼む方が多いですが、私は武蔵小山にしかお店がなかった時代からずっと最初の肴はまぐろ(200円)です。煮込みは大鍋で、野菜や漬物、刺身類はすでに盛られた状態で冷蔵庫に入っていますので、さっと取り出してすぐに出てくるスピードメニュー。

 

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日によってまぐろの種類や盛りがかわりますが、今日はこんな感じ。ねっとりした赤身でビールが進みます。

 

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酎ハイ類は200円台とリーズナブル。同じく500ジョッキが使われていますので飲みごたえは十分。宝焼酎25をソーダで割ったプレーンなチューハイも、風味と色味をわずかにつけた焼酎ハイボール的な味の宝ゴールデンもともに250円と、まるでジュースのような値段。

お財布を気にせずぐんぐん飲める喜び、立ち飲みでプハーってすればストレスフリー。

 

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おくら納豆山かけなど、さっぱりとした健康メニューもおすすめ。これで150円ですから、同じものを自宅でつくる手間を考えれば断然晩杯屋のほうがお得です。

もろきゅうや谷中生姜、里芋煮たのなども130円前後で飲み物だけでなくおつまみもやはり安い。量は一人前なので、あれこれ頼んでも大丈夫。回転寿司のお酒の摘み版と思うとしっくりくる?

 

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揚げたてさつまは最近の新商品で、毎回頼む好きなメニュー。注文が入ってからすり身を揚げてつくるホクホクとしたさつま揚げ。柔らかくて風味もしっかりあり、富久娘(灘)や丸眞正宗(赤羽)の冷酒とぴったり。

ちなみに、富久娘は亀戸天神の弁財天(福女)が由来の300年続く歴史あるお酒です。丸眞正宗は、赤羽で飲み歩く人にはおなじみの23区唯一の酒蔵ですね。

 

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ホワイトホースのソーダ割り、スコッチハイボールですが、親しみやすく「馬ハイ」(290円)と愛称がつけられた晩杯屋ではすっかりおなじみとなったドリンク。作り方が独特で炭酸を入れたあとにウィスキーを垂らし混ぜずに提供されるというもの。そのまま飲むとガツンと度数を感じます。晩杯屋は全体的にアルコール度数が高め。

 

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2015年登場のチュートニックもすっかり甲類割りの定番に仲間入りしました。赤羽のいこいでも人気で、甲類焼酎(宝焼酎25)をポッカサッポロのトニックウォーターで割ったもの。トニックウォーターは甘さ控えめで強炭酸、プレーンなチューハイは飲みづらいけど、甘すぎるのも苦手という人に人気で、女性のオーダーが多い。

あれこれ好き放題食べて飲んでも2,000円でお釣りが来るくらいの価格設定。山の手の方で賑わっている晩杯屋がついに下町らしい下町に進出、お近くの人は一度立ち寄られてみてはいかがでしょう。

ごちそうさま。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

 

晩杯屋 鶯谷店
03-5849-4828
東京都台東区根岸3-5-7
15:00~23:30(土日祝13:00~23:30・無休)
予算1,300円



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