恵比寿「恵比寿麦酒祭り2016」 129年前、この地で東京最初の醸造が始まった。


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東京初の麦酒発祥の地、恵比寿。日本麦酒が何もなかったこの地に1887年、麦酒醸造所を建てたのがこの街の始まりです。東京で初めて製造された麦酒の名は「恵比寿」。ブランド名は駅名となり、地名となりました。それから129年がたった今も、恵比寿はやはり麦酒の街です。

恵比寿ガーデンプレイスは、もともと日本麦酒初操業の地であり、現在のサッポロビールの工場として1980年台までビールを製造していましたが、製造規模の拡大のために千葉へ工場は移転。そして跡地に誕生しました。サッポロビール株式会社の本社や、エビスビール記念館、恵比寿神社(サッポロビールの神様)、銀座ライオンなど、ガーデンプレイス内にビールに関連する施設が多く、他の再開発された複合施設とは違ったどこか喉を潤したくなる街になっています。

そんな恵比寿では2009年からビールのお祭りを開催しています。今年は掲載日(9月16日)から19日(月祝)までの4日間に開催されます。ガーデンプレイス内のレストランや、普段は静かな広場も、どこもかしこもヱビスビールやお酒、ジュースでいっぱいになります。

 

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9月14日(水)・15日(木)は前夜祭として、センター広場の大屋根の下で開催される恵比寿ビヤホールが先行してスタートしていましたので、その様子をご紹介いたします。

坂道のプロムナードは、前夜祭でこそ落ち着いていますが、土日はここも人でいっぱいに。猛烈に暑いとビールどころではありませんが、9月中旬の落ち着いた頃合いに外で飲むビールは最高に美味しい。

 

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広場の入口にチケット販売カウンターがあり、ここでドリンク・フードのチケットを購入します。ビールのお祭りでときどきある「入場料」はなく、ビールだけならヱビス生ビールを500円で一杯だけでも飲めます。

 

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チケットを購入したら今度はドリンク・フードコーナーへ。チケットカウンターからフードコーナー、テーブルまでのアテンドは実にスムーズ。というのも、数日だけのイベントですが、運営は全国のサッポロライオンから駆けつけた精鋭ばかり。さらにはサッポロビールの社員も応援に加わり、とにかく総力戦で楽しませてくれます。

 

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スタッフさんは皆さんとてもフレンドリー。ここまで親しみやすいビールフェスは珍しい。「普段はどこの店舗にお勤めなんですか? おぉ、新宿ライオン会館ですか、それはそれは。」なんて会話をしながら、一杯目。注ぎ方は、ライオン式の高い圧力で一気に泡までつくる一度注ぎ。カウンターマンの腕が光ります。

 

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毎年、微妙に変わるドリンクのラインアップ。今年はヱビス(500円)、黒ヱビス・ハーフ&ハーフ・琥珀ヱビス(550円)、今年登場のニューフェイス「ヱビスマイスター」が600円です。そして会場限定で、2016年お歳暮専用銘柄「ヱビス和の芳醇」がなんと樽生で提供されています。しかも500円、これはぜひ飲まなくては。

 

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おつまみは500円くらいのちょっとしたものから、気合の入ったステーキまでいろいろ。

 

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恵比寿ガーデンプレイスの広場にある大屋根は、もともと広場でビヤガーデンを開催することを想定してつくったのではないかと思うほど。高いところにあり開放感がありつつ、全天候型で楽しめます。席数が多いですが、ここでもライオンから応援に来ている優秀なスタッフがスマートに接客しているので”置いてけぼり感”はありません。

 

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それでは乾杯!

まずは通常のヱビスから。やっぱり今の季節はお外で飲む生ビールが最高に美味しい。(読者の皆様はお気づきかと思いますが、筆者は年中美味しいと言っています。)

 

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売れ行き上位の二品を購入。フィッシュアンドチップス(800円ほど)とキャベツの浅漬けを。そういえば、銀座の老舗ビヤホールの「ライオン」は、1899年の開店当時のおつまみは、やっぱり浅漬けや冷奴だったそうな。浅漬けのしょっぱさとヱビス、合いますもんね。

 

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続いて和の芳醇を。

 

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液色は変わりませんが、口に含んだ瞬間のホップの華やかな風味がぐっと強い。余韻はやわらかでほんのり麦の風味が残り続ける印象。国産ホップと国産麦芽を使ったビールとのことで(通常はチェコのホップ等を含めて使用している)、黒ラベル東北ホップ的なニュアンスに近いかもしれません。

 

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まだほんのり暑いかもしれませんので、お越しの際は団扇や扇子があるといいかもしれませんね。ステージではビヤホールを盛り上げる、普段はライオンで演奏している「ライオンゾリステン」や「アルプス音楽団」の生演奏も予定されているとのこと。

 

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ヨーロッパ的なビールフェスタもよいですが、東京初のビールを東京式で盛り上げる恵比寿麦酒祭りもぜひ。お子様向けには、サッポロ傘下のポッカサッポロによるレモンスカッシュや、会場内を走るお子様向け列車「レモントレイン」などもありますので、家族で楽しめるイベントです。

今年は恵比寿駅が旅客営業して110周年、同じタイミングで三越内で開催中の変わり行く恵比寿を記録した写真展は、歴史好きの私には地味に楽しめした(笑)

ごちそうさま。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

 

恵比寿麦酒祭り2016
9/16(金)17:00〜21:00(L.O.20:30)
9/17(土)・18(日)11:30〜21:00(L.O.20:30)
9/19(月・祝)11:30〜20:30(L.O.20:00)

詳細は、公式サイト(サッポロビール)や当日インフォメーションカウンターやパンフレットにてご確認ください。

恵比寿麦酒祭り 事務局
03-6452-3133
受付時間 : 9月14日(水)〜19日(月・祝) 10:00〜18:00



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