渋谷「洋食 富士屋本店」 座れてオシャレな富士屋登場、グリルバーグが秀逸


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130年以上続く渋谷の富士屋。母体はお酒屋さんですが、私たち酒場好きには、立ち飲みの富士屋本店のイメージが大きいかもしれません。中央区浜町で立ち飲みのグリルバー業態「富士屋本店 浜町」をオープンし話題になっていますが、本拠地の渋谷にも立ち飲みではない新店舗をオープンさせています。

その名も、「洋食 富士屋本店」。ひねりがないのが逆にかっこいい。洋食屋さんでデートなどにも使えるおしゃれなお店です。ワインバーの横にいつの間にか、地階へ降りる階段ができていてびっくり。藍色の暖簾が渋いですね。2015年冬のオープンながら、老舗洋食の佇まいすら感じられます。この洋食富士屋本店ができる以前から、立ち呑みのワインバーやグリルなどのお店をやっていましたので、そのノウハウは確かなものです。

 

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看板メニューはポテサラやハムカツ、富士屋バーガーなんていうのもあります。ランチ営業をしているので、お昼に良さそう。ハムカツは、やはり富士屋の伝統というところでしょうか。

 

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同じ渋谷の立ち飲み富士屋本店と大違いのおしゃれ階段。

 

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一人でも気軽に利用できるカウンターがあるのが嬉しい。他の富士屋同様に調理風景をライブで楽しめます。黒板におどる料理の数々はどれも食べたくなってしまいます。

 

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30席ちょっとのテーブル席。ゆったりとした席配置で、箱も大きすぎず落ち着ける雰囲気です。渋谷駅から徒歩3分の場所にこんな落ち着いた空間があるなんて、隠れ家としてそっとしまっておきたいくらいです。

 

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フードメニューは黒板から。ドリンクメニューはこちら。富士屋本店のビールといえばサッポロです。オリジナルの富士屋ハイボールも気になります。ワインは専門業態をここの一階でやっているので、その中からバランスの良いものをチョイスしたような銘柄が用意されています。洋食業態といっても富士屋本店のドリンクはやはり良心的です。

 

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それではビールから。サッポロ黒ラベル、脚付きグラスで登場しました。では乾杯!

状態の良い生はやっぱり最高に美味しい。

 

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洋食屋のポテトサラダ(350円)。ほくほくのポテトにガーリックチップの食感がよくあいます。大衆酒場の大定番を店の看板メニューの一番目に紹介しているあたり、飲兵衛向けの店作りが見え隠れ。

 

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ハムカツ、レバカツ、メンチカツ、こんなところにも酒場感。でもとってもおしゃれな内装。かっちりと洋食として作り込みすぎず、どこか大衆的で酒場感があり、飲んでいてホッとします。

 

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グラス400円からのワインは、絶対飲んでお得なものばかり。富士屋全体ではソムリエもいらっしゃいますし、雰囲気の作りこみではなく、本質的な味・質を提供してくれるのは、どれだけありがたいことか。べた褒めですが、富士屋本店のそういう実直なところ、大好きなんです。

 

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まっていました、グリルバーグ(1,100円)。180gあるそうです。ソースはデミグラス・ペッパー・おろし・トマトソースから選べるので、全部の味を試してみたい。肉の力強い味がぐっとくる表面、中はしっとりふっくらとした食感とふわっと広がる旨味。デミグラソースをさっと付けて頬張れば、笑顔になるにきまっています。グリル野菜もたっぷり入った、王道で完成形のハンバーグです。これだけで赤ワインが何杯でも進んでしまいます。

 

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カルパッチョ、コロッケ、ソーセージにエスカルゴ、サーロインステーキからパスタ、ビーフカレーまで。洋食屋ってこうだよねという王道揃いで、どれもお酒と一皿前菜つけてメインディッシュを楽しんでも2,000円台で大満足できる設定です。チャージもないですしね。

喧騒の渋谷の街で、こういう大人のちょっぴり贅沢ディナーが楽しめるお店は知っていて損はありません。もちろんゆっくりボトルワインを飲み進めるもよし、飲み足りなければ立ち飲みへ梯子するもよし、楽な気持ちで心地よく使えるお店です。

ごちそうさま。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

 

洋食 富士屋本店
03-3461-1901
東京都渋谷区桜丘町2-3 富士商事ビル B1
11:30~14:00 18:00~21:30(不定休)
予算2,300円



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