赤羽「いこい支店」 硬派だけどそれがいい、東京立ち飲みの原点

赤羽「いこい支店」 硬派だけどそれがいい、東京立ち飲みの原点

2016年5月1日

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このサイトを見ている方ならば、赤羽にある立ち飲みの「いこい」をご存知の方がほとんどではないでしょうか。これから酒場巡りを趣味にしようとされている方のために、改めてご紹介いたしますと、今年(2016年)で創業46年となる老舗の立ち飲みで、赤羽がいまのように飲み歩きの街として知られるはるか以前からやっている、街を代表する酒場のひとつです。

運営母体は酒屋さんで、だからこそ提供できる驚きの価格帯のお酒と、どうしたらこんな値段で提供できるの?と初めての人を引き寄せ、通いたくなる徹底した低価格設定が強みのです。

「いこい」で修行した人が、そのシステムを用いて始めたお店は数多く、ここで修行せずとも、立ち飲みを始めようとする人は必ず「いこい」はベンチマークしているので、東京の今日の立ち飲み文化の原点と言っても過言ではありません。

現在、いこいは赤羽東口に2店舗あり、両店は徒歩2分の距離にあります。メニューは微妙に異なり、双方の定休日がずれていることから、いこいは基本的に年中無休のお店なんです。さらに、開店は朝7時からなので、とにかく使い勝手がいい。赤羽は昔から朝酒の街。工場やタクシー、インフラ関係、医療など眠らない職場に働く人の楽園として、そこにあり続けています。

 

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今回ご紹介するお店はに店舗あるうちの「支店」のほう。本店よりも一回り広く、グループで飲むならばこちらのほうがおすすめ。カウンターだけでなくテーブルもあります。もちろん立ち飲みです。

壁一面の短冊メニューから今日のつまみを選びましょう。テーブルメニューはありませんので、店内をぐるりと見渡さなくてはいけませんが、それもまた楽しい。

 

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お昼間からやっていますので、できれば明るい時間に飲みに行くほうがよいと思います。昼酒の醍醐味を味わいましょう。

 

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ビールはアサヒとサッポロから選べます。オーダー率はサッポロのほうが高めかな。なんたって、昔からずっといこいは赤星ですから。それでは乾杯!

大びんが一本400円台。お財布の事情を気にすることなく心ゆくまで飲めますね。

 

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揚げ物、小鉢料理、焼き物などなんでもありますが、私は支店のやきとり(もつ焼き)が好き。結構おおぶりで食べごたえ十分。2本セットで200円台です。

 

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照りがきれいなタン。たっぷり辛子をつけて刺激的な味にしてもりもりと食べ、豚の脂のこってりとした味をつまみにビールが進みます。

 

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かしらはタレで。こちらのタレはニンニクの風味がしっかり。とろみのある甘たれはカシラの肉汁と好相性。ビールもう一本!

 

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なんだかお腹すいちゃった。今日はカロリー気にせずつまみを贅沢に頼んじゃいましょう。いか天はこんなに大きくてもやっぱり100円玉2枚で楽しめます。

午後3時、ぼーっとお客さんたちのがやがやをBGMにつまむいか天にビール。共感してくれる人はいらっしゃるかどうか(笑)

 

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ホルモン炒めはこちらの人気メニュー。甘辛く味付けされたジャンキーな味ですが、お店の雰囲気ともばっちりあっていて不思議と箸が伸びる一皿です。

 

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チューハイもらいましょうか。なんと一杯190円。立ち飲みとはいえ、お通しなしでこの価格設定はすごい。さすが赤羽。お酒好きを”いい意味で”だめにしてくれます。いい意味でね。

 

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茄子とピーマンの味噌煮。ちょっとした野菜小鉢もいろいろ揃っています。そういえば、昔いこいさんで野菜系のおつまみとチューハイだけ飲む立ち飲みダイエットをやったことがありました。結局、気分が良くなって梯子先で揚げ物食べてしまうので効果はありませんでしたが。

 

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カウンターに立たれているいつもの皆さまも強者揃い。最近の赤羽はお酒好きが集まる街としてテレビや雑誌でも度々紹介されるようになり、すっかり観光の街となりましたが、いこいの常連さんを見ていると、まだまだあの頃の赤羽が残っているなと嬉しくなってきます。

昔はとっても硬派な酒場街だった赤羽。その当時の雰囲気をいこいで味わってみませんか?もちろん、お店の雰囲気を壊さないようにマナーを守って。

いこい好きの皆さんは、支店と本店、どっちが好き?

ごちそうさま。

 

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(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

立飲みいこい 支店
03-5939-7609
東京都北区赤羽南1-5-7 クレアシオン赤羽ビル 1F
7:00~22:00(祝は21:30まで・日曜不定休)
予算1,300円