御徒町「壱鉄」 北海道のあの味を!ラム&ビールは最高

御徒町「壱鉄」 北海道のあの味を!ラム&ビールは最高

2016年4月1日

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無性にジンギスカンが食べたくなることがあります。がんがん焼いて頬張り、直後にキンキンに冷えた生ビールをおもいっきり飲む。上品とか、そういうのではないけれど、これこそ幸せの瞬間でしょう。

ジンギスカンといえば東京ならばビヤガーデンで食べるイメージですが、本場の北海道では家庭の味、まさに日常食。北海道出身の方から聞きましたが、なんと自宅にジンギスカン鍋があったのだそう。昔はもっと匂いもきつくて、でもそれがクセになる味だったのだそう。わかるわかる、その感じ。

そんな話を聞いてしまったら、食べに行きたくなるに決まっているじゃない。今宵はジンギスカンにしよう。そして向かった先がここ「壱鉄」です。ラム好きだけでなく、北海道出身の方やビール好きの方にも知られる人気店。2005年夏のオープンなので、まもなく11年目。流行り廃りのある業界で10年続くのはいいお店。

 

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階段を降りるとカウンターが並ぶ40席の店内。テーブル席もあり、宴会利用をされるお客さんも多いみたい。札幌ドームをホームにするJリーグチーム「北海道コンサドーレ札幌」の映像やポスターが貼られていて、雰囲気は札幌駅周辺のワイワイ系酒場です。

 

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まずは乾杯のビールから。ジンギスカンといえば北海道、北海道といえばサッポロビール。なんと北海道限定の北海道クラシックも楽しめます。それでは始めましょう、「ヱビス」で乾杯!

 

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ドリンクの構成はかなりの北海道寄り。じゃがいもの焼酎「ピカリ伝説」や「北の誉」、昆布焼酎「黄金譚」、日本酒も「男山」「大雪乃蔵」とまるでアンテナショップ。

 

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北海道のビールといえば、いまはクラシックのイメージが強いですが、大先輩の赤星も北海道発祥のビールです。ジンギスカンと赤星の組み合わせは、誰も疑いようのないベストパートナーでしょう。

 

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もちろん、一本いただきました。飲めばわかるさサッポロラガー。

 

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さぁ、がしがしと食べていきましょう。炭火の上に載せたジンギスカン鍋。炭火で食べるお店って珍しい。今宵は北海道出身の方が一緒なので焼き方を指南もお願いしました。まずは野菜を周囲に並べててっぺんにラードを。ふむふむ。よく熱して脂を塗らないとくっついてしまうのだそう、奥が深い…

 

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飲んでばかりであまりお手伝いできずでしたが、瞬く間に焼き上がっていきます。野菜の水蒸気で蒸し上げる感じで、という理屈はわかるのですがやはり本場の人は違います。

 

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あっという間にきれいな見本写真のようなジンギスカンの完成。見た目も美しく、食べてジューシー。ビールが次々とからになってしまう魅惑の味わい。

 

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タレは札幌のベル食品という成吉思汗たれを使っています。北海道の人はジンギスカンといえば「ベルたれ」と言うらしい。酸味と香辛野菜を感じる独特の味ですが、これははまります!

 

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骨付きのラムチョップ。1頭から8本しか取れないそうで、いままでそんなに貴重だと思わずもりもり食べていました。骨の近くのお肉ってどうしてこんなに美味しいんでしょうね。

 

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ビールばかり飲んでお腹が膨らんできましたので、このあたりでドリンクチェンジ。からり芋の水割りをいただきましょう。たっぷり氷で焼酎と水を1:1で割った度数高めの水割り。芋のふんわり広がる風味が心地いい。ぐいぐい、まさにお水感覚で飲んでしまうので、結構酔ってしまいます。

 

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ぐいぐい飲んでいるところを撮られた!(笑)

北海道コンサドーレ札幌のユニフォームをお借りして記念撮影を、と思っていたのですが、こんな飲み飲み画像しか撮れていませんでした…

壱鉄は北海道コンサドーレ札幌のサポートシップスポンサーをされているとのこで、同チームのファンの集合場所にもなっているそうです。

 

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取材にご協力いただいた常連さん(右)と店長さん(左)。どうもありがとうございました。ときどきやってくるラムが食べたい欲求のときに、壱鉄は強い味方です。ラム、マトンが色々な味付けで楽しめる楽しい酒場、気になる方はぜひ。

ごちそうさま。

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(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

壱鉄
03-3836-6262
東京都台東区上野3-22-3 ジイドビル B1F
17:00~23:00(基本無休・日祝は16:00~)
予算4,000円