【閉店】三軒茶屋「富士屋本店グリルバー」 ありがとう!釣り堀生まれの立ち飲みビストロ


DSC08436

田園都市線を利用する多くの飲兵衛、とくにワイン好きならば一度は飲んだことがあるかもしれない三軒茶屋の名物立ち飲み「富士屋本店グリルバー」ですが、なんと11月23日で閉店するという情報がはいりました。

これは一大事!ということで、早速店長にご挨拶をかねて飲みに行くことにしました!

三軒茶屋駅から徒歩数分。もともと釣り堀だった建物ですが、なんとそのまま水槽の部分を厨房として、コの字型で作り替えたという驚きの店舗です。なので、厨房を囲むカウンターはそのまま縁を高くしていてなんとも不思議な作りのお店です。

お店の外観も釣り堀店時代を知っている人ならばほとんど変わっていないのはおわかりいただけるのではないでしょうか。Googleで「つりぼり三軒茶屋」と検索すると昔の写真もでてきます。

 

DSC08435

かつて魚が泳いでいたところにはイケメンと立派な厨房機器。一時間600円で釣りができた空間は、ボトルワインが豊富な立ち飲みビストロへとかわりました。渋谷にも富士屋本店のワイン立ち飲みがありますが、場所柄かこちらのほうがワンランク上の価格帯。その分、料理やワインの質も高く、そのため舌が肥えた世田谷民は立ち飲みにもかかわらず日々大賑わいです。

 

DSC08434

それでは、乾杯しましょう!ドライトマトと、ソムリエて店長の加藤さんに選んでいただいたどっしり系白で。

 

DSC08421

黒板にところ狭しと書かれた料理たち。肉系もありますがメインは海鮮です。海老とマッシュルームのアヒージョといった定番から季節感のある新さんまのマリネまでいろいろ。

 

DSC08426

舌平目のパネ。カクテルグラスにたっぷりの自家製タルタルソースとともに盛られて登場。本格派のフレンチを立ち飲みで立ち飲みでリーズナブルに。一人あたりのスペースを小さく、薄利多売で喜ばれる業態を作る。最近は一般的になった手法ですが、すでに富士屋本店は渋谷の立ち飲み店をつくった昭和中期からやっていたんですよね。渋谷の昭和立ち飲みを昇華させたらこうなるよ、というのが感じられるお店です。

 

DSC08422

軽くオーダーの声が伝わると料理人同士が相談することなく、もくもくと同時並行でスピーディーに作り上げていく姿は圧巻。

 

DSC08427

厨房はステージ。眺めているだけでも楽しい。もちろん美味しいお酒がそこにあってこそ。

DSC08431

ちょっと奮発して高級なものを。立ち飲みワインのお店でソムリエがいて、しっかりと質の良い物を揃えているのは流石です。

DSC08430

ボトルで1本もらって、さぁどっしりと飲みましょう。富士屋本店で一番居心地がいいのは、やはりカウンターの奥のほう。後ろを人が通ることがなくて落ち着けるし、なにより厨房と向かい側のカウンターで楽しんでいる人を楽しめるのがいい。

 

DSC08428

大きなマッシュルームをつかったブルーチーズ焼き。富士屋本店の定番おつまみです。肉厚で甘味も強く、白ワインとの相性も抜群。

 

DSC08425

こんなに素晴らしい富士屋本店グリルバーも、営業はあと2ヶ月とちょっと。まだ飲みに行ったことがない方は、ぜひ早めに行って体感を。いまなら、まだ数回通う機会もつくれますから。

そして、このお店を愛している田園都市線・世田谷線沿線を中心とした皆さま、ぜひ最後の一杯を楽しみに飲みに行ってみてはいかがでしょう。

ごちそうさま。

 

この記事はあなたのお役に立てましたか?

この記事が少しでもあなたのお役に立てましたら、
ブログランキングへ応援ボタンからの投票を1日一回いただけると嬉しいです。

にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

富士屋本店グリルバー
03-3411-0909
東京都世田谷区太子堂4-18-1
17:00~22:30(土日祝は16:00から)
予算3,000円



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


こちらの記事もどうぞ



«