こんにちは。キリンビールはお好きですか?
私はもちろん大好き。
横浜・生麦にある工場を見学に行くくらいです。
そのときお勉強した内容は・・・
キリンビールは全身のジャパン・ブルワリー・カンパニーが1885年、横浜で誕生しました。
ドイツ人醸造技師がつくる本格的なビール「キリンビール」の名前で明治屋で販売がはじまりました。
その後、ビール市場の拡大にあわせ、当時の販売店の明治屋や三菱からの人材・資金の援助がすすめられ、1907年に麒麟麦酒株式会社が誕生しました。
というもの。
そう、サッポロビールは札幌・恵比寿が発祥、アサヒビールとサントリーが大阪ですが、キリンはハマっ子なんですね!
創業当時の工場とは場所は違いますが、いまでもメインブルワリーは横浜にあり、京急電鉄の生麦駅から徒歩数分の場所です。
キリンの銘柄は、野球の一郎選手がCMに出演している麦芽100%の「一番搾り生ビール」、そして昔ながらのガツンとくる味わい「キリンラガービール」と「キリンクラシックラガー」、このほかにも、「ハートランド」や「ブラウマイスター」など幅広いバリエーションを展開しています。
今回は、この中の「キリンラガー」に注目して、ラガーを置く繁盛店をみていきたいと思います。
キリンラガーとクラシックラガーの違いって?
キリンラガービールと一番搾りの違いは、もともとはビール酵母をろ過した生ビールが一番搾り、酵母を加熱処理を施したものがラガービールという位置づけでした。
ですが、その後空前の生ビールブームが到来。サッポロ「瓶生」(のちの黒ラベル)やアサヒスーパードライなどのシェアが伸びて、キリンとしては一番搾りだけではなく、古くから人気のラガーも生にしようという判断をとりました。
ですが、加熱処理をした昔ながらあの苦味と重さをもとめる声が多く、限定復刻版として登場したものがクラシックラガーというわけです。2003年に定番商品として無事、加熱処理ビールがキリンのラインナップに帰ってきました。
さて、ではそんな生ブームに翻弄されてきラガービールを昔から愛飲している皆さまが通う繁盛店をのぞいてみましょう♪
もつ焼 大統領 [上野]
上野のアメ横に向かう途中、まるで闇市がそのまま平成になったような飲み屋街が広がります。
ここで最も老舗の酒場が「大統領」さんです。
もつ焼で有名ですが、常連さんは馬肉でつくる煮込みが大好物。
居酒屋みますや [神田]
明治創業。当日からキリンだったのかはわかりませんが、神田の老舗酒場です。
土間のような空間、奥に長く随所に大正・昭和の雰囲気が残る銘店です。
すき焼き風の牛煮込みが名物ですが、私は柳川鍋を好みます。
うなぎ カブト [新宿]
新宿の闇市の名残、横丁といえば思い出横丁です。最近は”思横”なんて略称をはやらせようとしている?
歴史あるお店が残りますが、カブトはその中でもランドマークのような存在。うなぎ串専門店。
キリンラガーに「ひと通り」を注文して、30分でひょいと飲み干せば外はまだ明るいや。
酒場 山田屋 [王子]
ザ・大衆酒場。駅から少し離れているのになぜかいつもお酒好きでいっぱい。
料理は100円台から揃い、2千円も使えばベロベロです。ビールはクラシックラガー。
北区の酒場は赤羽・十条だけじゃありません。ここで馴染みになれば飲兵衛レベルも上がります。
居酒屋 車屋 [根津]
谷根千が人気ですが、皆さん街並みと猫の写真を撮って、夕焼けだんだんを最後に帰っていませんか?
根津といえば、車屋です。ここに立ち寄らずに谷根千グルメは語れません。
魚がどれもピカイチ。旬の食材をもっとも美味しい調理法で供します。
居酒屋 大はし [北千住]
千住で二番といえばここ。ちなみに一番はお客さまというのがここのメガネが似合う大将。
大鍋てつくる煮込みが名物で、豆腐に味が染み込み実に美味。豆腐だけ頼むのは私です。
壁いっぱいの甲類焼酎が有名だけど、ビールはやっぱりキリンラガー。
食堂 丸大ホール [川崎]
川崎は労働者の街、、、だった時代は過去のもの。駅前はファッションビルや映画館が並び、神奈川第二の都市として洗練された街並みに生まれ変わりました。
でも、このお店は昔のまんま。野球帽にジャンパーという正装のお父さんたちが通いますが、最近は若い女性やサラリーマンも御用達のよう。
定食 サンゴ亭 [小岩]
パチンコの休憩の人も、飲み歩きの途中の人も、みんな大好き定食屋サンゴ亭。
酎ハイもありますが、餃子とキリンラガーの組み合わせはやっぱり外せません。
よーし、次はもつ焼「一力」でカシラに一番搾りだぁー!
食堂 スタンド 京都
関西代表、キリンと月桂冠のダブルネームの扁額がピカピカに磨かれている京都の昼酒ファン御用達の大衆食堂。
中華から
ステーキ、粕汁までナイスなラインナップにうっとり。
大ジョッキの一番搾りもあるけれど、お店の雰囲気にはラガーの大瓶がいいね。
喫茶店 さぼうる [神保町]
さぼうるでサボる?サボれないね。
私の父は元出版社の編集マンでしたので、当然さぼうるでの思い出はあるのでしょう。
そういえば、このお店で珈琲を飲んだことないかも。だって、いつもキリンラガーって口を滑らしちゃうから。
キリン横浜工場で
キリンラガービールは苦くて大人の味の代表ですね!
これぞキリン味。
どっしりしたお店にはキリンラガーがあります。お店が一番搾りに切り替えない理由はなんなんだろう。
大将に聞いても、「親父の代からこれだから」という答えばかり。
さて、今夜はどこのお店でラガーと出会えるかな。