新宿「ビヤホールライオン 新宿ライオン会館」 日本一の生を楽しむ


突然ですが、生ビールの美味しいお店という質問にはどうお答えになります?
新橋通ならば、「ドライドッグ」さん、新宿好きさんならば「ベルク」さん、神保町にお勤めならば「ランチョン」さんなど、それぞれお気に入りのお店があると思います。

私は、うーん、どのお店も好きですが、チェーン店ならば間違いなく「銀座ライオン」さんです。

銀座発祥の日本最初のビヤホールは、ヱビスビールブランドで人気だった日本麦酒が生み出した飲食店形態で、ビヤホールという言葉も含めて、ライオンが世の中で最初のビヤホールとなりました。

銀座7丁目店が人気ですが、新宿のライオン会館もなかなかの歴史を持つ建物です。
このお店自体も、昭和12年の創業ですから、新宿のビヤホールといったらライオン会館というのが浸透しています。
ここはビル全部がライオンで、ビヤホールから和食店まで様々な展開をしています。

 

でも、せっかく美味しいビールを呑むのならば、ビヤホールでしょ。
ということで、やってきました。
この日は、8月4日。ライオンが新橋にオープンした誕生日で、ビヤホールの日となっています。なんとこの日はビールが半額!
こんな日はライオンいかなくちゃもったいない。

星空会でやってきました、はい乾杯。

 

DSC01023.jpg

200Lの超巨大なタンクでサッポロビール千葉工場から運ばれて来る生ビールを、ビール職人の浜地さんが愛情を込めて注ぎます。

ライオンのビールの注ぎ方は特殊で、ジョッキを冷蔵庫ではなく氷水で冷やします。
そして、そこにあふれるほどの量をぐーっと注ぎ込んで、不要な泡を流し落とすという技法。

大ジョッキでごくごく飲むと、ほどよいガス圧とフレッシュなホップの香りで、ビール好きをかならずうならせる最高の生を感じます。

 

DSC01025.jpg

おつまみ一品目はチキンライス。
昔からおなじみのおつまみで、幼い頃これを銀座ライオンで父が食べさせてくれたのが思い出です。

ぱらっとなったケチャップライスに揚げた鶏肉がどんとのっています。お子様向けのようですが、飲兵衛さんは実は子供用料理が大好きなのです。

 

DSC01028.jpg

一杯目の大ジョッキはあっという間になくなります。
だって、ビール好きがライオンで飲んでいるんですよ、当然じゃないですかぁー(笑

つづいて二杯目は琥珀ヱビスの中ジョッキです。
ヱビスビールシリーズのなかでも特に製法にこだわっているもので、アンバービールといわれる分類です。

カラメルの香りがすーっと鼻に抜ける濃い味で贅沢なビール。大ジョッキで琥珀を飲むとちょっと重たそうなので、中ジョッキがちょうどいいかしら。

 

DSC01027.jpg

タコの唐揚げははじめて頼みました。普通の居酒屋メニューですが、ビールの箸休めとしてなかなか優秀な役目を果たしてくれます。

外はさくっと、中はふきゅっとしています。レモンを多めに絞って食べれば、次に呑むビールがより引き立ちます。

 

DSC01032.jpg

琥珀ヱビスも普段飲めるお店が限られているプレミアムなビールでしたが、もっと珍しいものがあります。
白穂乃香は酵母を活きたまま出荷している、無濾過のビールです。

発酵が続いているため賞味期限がきわめて短くなんと2日。そのため、東京周辺の限られたエリアの、さらに限定したお店でしか味わえない幻のビールです。

酵母がつくる果物のような香りが決めの細かな泡からふわーっと香ります。
発酵中のビールは乳白色でとろんとまろやか。

サッポロのビールを飲むのならば、まずライオンで間違いはないでしょう!
普段はちょっと高いですが、正しいものを出していますし、よいビールが飲みたくなったらライオンと決めています。

ごちそうさま。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

 

ビヤホールライオン 新宿店
03-3352-6606
東京都新宿区新宿3-28-9 新宿ライオン会館 B1~1F
11:30~23:00(日祝は22:00まで・無休)
予算3,000円



コメントは受け付けていません。


こちらの記事もどうぞ



«