新宿「タイ料理レストラン ジンラック」 歌舞伎町の奥はどこまでも


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よなよな、東京のどこかで終電コース、はたまた初電帰宅を繰り返している筆者。朝までコースを過ごすことの一番多い街はやはり新宿です。あぁ、なんて不良なんでしょう。いや、お酒飲みはこれくらい遊んだ方が良いかしら(笑)

ゴールデン街で飲んで、歌舞伎町で飲んで、最後はどこでもいいやーと馴染みのお店に飛び込んで…。

結構新宿は普通のお店が朝までやっていたり、中華料理屋が24時間眠らず営業しているなど、真夜中でも日中と変わらず行動ができるのがスゴイ。今回紹介するお店はそんな深夜を過ごせるお店のひとつで、風林会館のすぐ裏というまさに歌舞伎町の奥の奥、沼地に深く潜ったところにある雑居ビル2階という初心者完全アウェイな立地のタイ料理屋「ジンラック」です。

さて、土地勘のある人にはわかるかと思いますが、とても女性が深夜に一人歩くような場所ではないところ。そんな場所の雑居ビルにエレベーターで上がっていくなんて怖くて仕方がない。しかも、お店の入り口がまるで会員制のスナックの気配。これは…とりあえず入ってみましょう。

 

今回はメシコレや雑誌媒体で活躍されているカレーの専門家「カレー細胞」さんからのご紹介です。カレー屋でもなんでも、飲めればそこは居酒屋だ!という考えの私は、とりあえず飲めるならば突撃するタイプ。ですが、新宿の酒場は詳しくても、タイ料理は全然知らないので、怖くては入れないのが本音。今回はその道のプロの案内なので安心です。

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店内もやはりスナックです。いや、タイ料理屋ってだいたいこんな感じのところが多いですよね。カラオケマシンが常備されているのもよくみる光景。

向かい側にママが来てスーパーニッカの水割りでも作ってくれようもんなら、完全にそっち側です。なぜかクリスマスの飾りがしまわれずに残っているのはキラキラ好きなタイ人の性格かな。

先客はタイ人やよくわからない人(褒め言葉)。新宿はこの坩堝感があってこそです。

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さて、お恥ずかしながらSPYというドリンクをここで初めて知りました。タイではおなじみのRTDだそうで、サイアムワイナリー社のロゼワインをソーダ水で割った発泡性アルコール飲料。甘いのですが余韻が短く、なんとも不思議な味。見た目はバイスっぽいですが、味は駄菓子屋の甘いなにかのよう。

とりあえず乾杯。

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時間は午前2時。そんな時間にスパイスたっぷりなものを食べると自律神経が乱れてしまいそうですが、まぁお酒も刺激物ですから日常とかわらないかな…ということで。

カレー細胞さんがタイ語で注文されるので何を頼んでいるのかわかりませんが、価格は1000円台が中心で味付けは日本人に一切媚びない本場の味になっています。「ペッペッペッ」とオーダーのときに話していたので、なんのことか訪ねてみると「ペッ」で辛くという意味らしい。道理で燃えるような辛さなだけあります。パクチーとか現地の香辛料がふんだんに入って、さらに汗だくになるような辛さ。でもそれが不思議と美味しく感じるのだから不思議。

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見た目は普通のカシューナッツやニラ、ひき肉の入った炒めもの。これのどこに辛さの要素が入っているのか全く解りませんが、これが先ほどのスープ以上に辛い。辛いのなんのってもう辛い。甘党、辛党かで聞かれれば、それはもう根っからのお酒好きなので辛党と答えますが、こっち系の辛さはめっぽう弱いんです。

ひゃーっとなっているところに、最初の不思議なRTD「SPY」が実に効果的に辛さを落ち着かせてくれます。本当になんでこんな瞬間的に辛さが消えるのか不明ですが、とにかく辛さに効きます。

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その後もダラダラと居続けまして、このお店の使い方に気付きます。そうか、料理を軽く頼んで、あとは朝がくるのを待てばいいんだ。でも居酒屋で飲み終えての長居はダメと教えこまれてきているので、なんだか落ち着かない。

そんなところで、カラオケがスタート。カラオケの代金は一切かからず、歌い放題。不思議なシステムです。

写真はメシコレの責任者ですが、わいわい歌ったところで(私は辛い食べ物のあと歌うと喉を痛めそうなのでごめんなさいをして)、そろそろ次にはしごしましょうかという感じに。

朝までコースで飲めて、カラオケ代もかからない。お店の人はとっても親切。
まるで歌舞伎町の沼の底はタイと繋がっているのではないかと思うほど、現地っぽいムードのお店でした。この界隈で不思議な飲み屋はいっぱいありますが、こんなお店も楽しいですね。

ごちそうさま。

 

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(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

タイ料理レストラン ジンラック
東京都新宿区歌舞伎町2-23-10 第1本間ビル 2F
03-3204-2302
18:00〜翌6:00(無休)
予算3,000円



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