五反田「ばん」 もつ焼きにハイサワーはよく合う

2013年6月10日

こんにちは!

甲類焼酎を割って飲む文化って東京ならではのものだってご存知でした?

関西でホッピーを頼むとソトだけがでてきたなんて笑い話がありますが、まさにその通りです。
近年、ホッピービバレッジさんや博水社さんのお陰で広がりを見せていますがもまだまだ東京ローカルな文化でしょう。

同時に、もつ焼きも東京の文化で、関西ではもつ焼きの代わりに串カツ屋さんが豊富です。

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そんな東京ならではの食べ物と割り材文化を楽しむのなら、ここ「ばん」さんは外せません。

祐天寺と五反田にありますが、今回は五反田店にお邪魔してきました。
駅から徒歩2分。向かいには角打ちの「加藤酒店」さんがあります。

行列のできる人気店ですが、回転が早いのでそんなに待たずに入れると思います。

 

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一杯目はホイスをもらいました。港区白金の後藤商店さんが作る幻の割り材です。
チューハイをウィスキーハイボール風の味にする不思議なエキスで昭和30年頃に意発されました。
なんとこれ、いまだに小売されていないため、飲食店でしか飲めない貴重な酎ハイです。

好みは別れそうな味なのですが、ハマった人はずっとコレばかり飲む傾向があります。

ばんさんは炭酸が別に出てきます。ホイスのナカだけもお代わりできますので、濃い味がお好きならば炭酸は半分残すのもいいかと。メーカーの推奨はホイス2:甲類3:炭酸水5です。

 

 

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つくねはタレでいただきます。丸くてどっしりしたものがでてきます。 甘めのタレが酎ハイの酸味とよく合うんです。

 

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もつ焼きは一本から頼めます。一本100円ですが、この場所でこの価格はとってもお得です。
かしら、はつ、たん。このあたりの噛みごたえがある串はやっぱり塩がよろしいかと~。

噛むほどに味が広がります。

 

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♪わるならハイサワー♪
酎ハイのプレーンが基本で、追加で生レモンを頼んでレモンサワーにしていくるのがばんさんの昔からのスタイル。

ハイサワーの炭酸にレモン味が着いた現在のスタイルは、ここばんさんのレモンをヒントに開発されたと言われています。
つまり、いまのサワーブームは「ばん」さんがきっかけとも言えますね。

ちなみに、ハイサワーのハイは「吾輩」のハイというのは飲兵衛の間では有名な話。

 

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最後にクリームコロッケを食べてお腹がいっぱいになりました。
ふぅー、満足です~。

この字カウンターと、その両サイドにテーブル席の五反田店。 カウンターはぎゅうぎゅうに詰められますが、隣の人との距離が近づくと自然と会話が生まれるのは良いことだと思います。

この日もとなりの常連さんと仲良くなって、近くの飲み屋さん情報を交換し合いました。こういうの、大事ね☆彡

いいお店です。混んでいますが、お近くならぜひ。五反田駅で下車する価値はあると思います。
これだけ飲んで食べて1900円でした。
ごちそうさま。