こんにちは!
角打ちが最近人気なんだそう。
最近になって「角打ち始めました」なんていう酒屋さんも増えています。
酒屋さんの隅っこで飲むことを角打ちといいますが、そのスタイルは千差万別。
席料なしでそのまま飲めるスタンドタイプ。
角打ち専用価格をつけて、店主指定のお酒を飲むタイプ。
手の込んだ料理も頼めてまるでバールなタイプ。
お店それぞれの作法を知ることも楽しさのひとつ♪
四ツ谷にある「鈴傳」さんは角打ち好きなら誰もが知っている老舗の銘店です。
今日はここで一杯飲んで行きましょう。
小売と業販の酒屋さんですが、一杯売りをしてくれるスタンディングバーを併設しています。
鈴傳さんは日本酒の品揃えがたいへん豊富で、山手線中心部で愛用している飲食店さんも多いと聞きます。
徹底した品質管理を早くから取り入れていて、蔵元からの信頼も厚いお店です。
そんな日本酒のプロがその場で売ってくれるスタンディングバーは、清く正しく飲みましょう☆
お酒は石川の辛口「手取川」(450円)を常温で一杯。
ビアタンブラーになみなみ注がれます。160mlくらい入るかしら。
最初にぎゅっとお米の香り、後味はさわやかでふわっと飲めるイイお酒♪
今夜のオススメを紹介する「なゆコレ☆」。鈴傳さんではお刺身盛り合わせ。
400円でしめ鯖、たこ、まぐろが一人では十分なくらいでてきます。
ネタもよく、舌の肥えた麹町の重鎮も喜ぶ美味しさ。
店内は昭和の雰囲気漂ううぐいす色のタイルばりになっていて、
京都の京極スタンドにも感じるノスタルジー感がいっぱい。
おつまみはこの他にもきんぴらなどが大皿に盛られていて、注文すると女将さんがよそってくれます。
日本酒の品揃えが豊富で定期的にお酒も変わっていきます。
富山の萬寿泉(普通酒)は380円、青森の豊盃(純米吟醸) は600円と、幅広いレベルのものがリーズナブルに飲めます。
日本酒好きなら、ここに来なきゃ勿体ない!
平均年齢は高く55歳くらいかしら。70歳だろう白髪の紳士が背筋を伸ばしてピシっとして〆張鶴を飲む姿がカッコ良かったです。
長居は無用。次のお店へと梯子しましょうか。
ごちそうさま
女性お一人様は敷居が高いですが(私は社会人成り立ての頃から通っています)、誰かに連れてきてもらえば大丈夫。
大人数での訪問は避けて、静かにおとなしく日本酒を楽しみたいですね!
鈴傳 四ツ谷 (日本酒 / 四ツ谷駅、四谷三丁目駅、麹町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.4
☆角打ちを梯子するならコチラ
四ツ谷「サカグチ」 業販さんが経営する明るい立ち飲み
飯田橋「杉山酒店」 都心で駅に近い角打ち
半蔵門「相模屋平助商店」 創業120年を超える酒屋